麻木久仁子、薬膳で「温活調理講座」を開催「同世代の人に一番共感してほしい」
タレントの麻木久仁子が25日、都内で「温活調理講座」を都内の会場とオンラインで同時開催した。
「協会とコラボして日本中を温めようと思います」と意気込み
タレントの麻木久仁子が25日、都内で「温活調理講座」を都内の会場とオンラインで同時開催した。
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同講座は鍼灸師や薬剤師などの会員で構成される一般社団法人日本温活協会が主催。麻木はこれまで脳梗塞、乳がんの経験を持ち、病気をきっかけに薬膳に興味を持ったという。「大きな病気を経験したことで、神様がしっかり健康管理をしなさいと言っているのだと思いました。まずは食べるものから変えようと思い、そのときに出会ったのが東洋医学に基づいた薬膳です」と振り返った。
薬膳について詳しく聞かれると「薬膳って食べてはいけないものってないんですよ。でも薬膳というと難しいとか、体によさそうだけど美味しくないというイメージがあると思います。実は全然そんなことないんですよ。ご家庭にある食材とかスーパーで気軽に買える食材で作れますし、中華にも和食にも洋風にもできるんです。薬膳の身近さ楽しさ美味しさを知ってもらって、身体を温めてもらいたいです。夏でも冷房で身体が冷える。男女問わず身体が冷えることで不調をきたします。協会とコラボして日本中を温めようと思います」意気込んだ。
薬膳の魅力は「自分の体に合ったものを何でも美味しく食べようっていうのに引かれまして。それで勉強を始めて、もう5年経ちまして。おかげさまで、薬膳士の資格も取りました。もうこれからは、こんなに楽しいことは『みんなに伝えなきゃ、知ってほしいな』っていう気持ちです」と力説した。
どの世代の人に食べてもらいか聞かれると「薬膳を通して同世代の人に一番共感してほしいですけど、年齢が上がって寒さが身に染みる年齢より、30代、40代の人にぜひ温活を伝えたいです」とアピールした。
この日の講座では、えびとパクチーのスープ、黒米フェンネルライス、ラムの香草パン粉焼き、くるみと白きくらげのシロップ煮の温活料理を披露。「お肉もいろいろ種類がありまして、ラムや鶏肉は身体を温めてくれるんです。豚肉や馬肉は逆に身体を冷まします。今日は一番温まるのがラムなので上手に臭みを取って美味しく召しあがれるように頑張りました」とコメント。えびとパクチーのスープについては「エビは身体を温める食材です。カニは冷まします。寒い日はえびを使い、暑いときはカニを使います。パクチーも温まる食材で、少しエスニックっぽい味が楽しめます」と紹介した。
本来ならリアルな講座にしたかったそうだが、「コロナ禍でもあるので本当は皆さんに集まってもらって香りをかいでいただいたり、薬膳を手に取っていただいたりしたかったんですけど、今は大勢で集まることが難しいので、最低限の人数の方に来てもらいました。その代わりオンラインで全国のどこからも観てもらえるようになりました」と続けた。
なお次回は3月25日に同講座が開催され、今後も月に1回の開催を予定している。