高良健吾、次期大河「青天を衝け」に15歳の設定から登場「少年ぽさが見どころ」
俳優・高良健吾が5日、都内で、NHKの次期大河ドラマ「青天を衝け」(14日スタート、日曜午後8時)のオンライン取材会に出席した。日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を描く作品。高良は、主演の吉沢亮が演じる栄一の従兄・渋沢喜作を演じる。栄一より2歳年上で幼なじみとして育ち、生涯の相棒となる設定。直情的だが情に厚く、弁の立つ知性派の栄一とは正反対の性格。幕末の動乱の中、彰義隊を結成し栄一とは異なる道を歩む。
NHKのオンライン取材会に出席 主人公・渋沢栄一の従兄・渋沢喜作役
俳優・高良健吾が5日、都内で、NHKの次期大河ドラマ「青天を衝け」(14日スタート、日曜午後8時)のオンライン取材会に出席した。日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を描く作品。高良は、主演の吉沢亮が演じる栄一の従兄・渋沢喜作を演じる。栄一より2歳年上で幼なじみとして育ち、生涯の相棒となる設定。直情的だが情に厚く、弁の立つ知性派の栄一とは正反対の性格。幕末の動乱の中、彰義隊を結成し栄一とは異なる道を歩む。
高良は会見冒頭、演じる喜作という人物の見どころに「何者でもない、まっすぐで素直でかわいくて、国を思う青年たちがどう変わっていくかという成長を見せたいので、まだ何者でもない少年ぽさが見どころ」と紹介した。また、主演の吉沢の印象には「堂々としています。そして正直な人というイメージです。一緒にいて楽しいです。楽です」と語った。喜作と栄一は相棒の関係。相棒らしさを出すために「吉沢君とは最初はわちゃわちゃやろうと話しています」と明かした。理由は「かわいらしい2人がだんだん国のために動いていく、変わっていく姿が頼もしくあったり、切なくなったりするはずなので」と説明した。
喜作を演じるにあたり意識したのは「何者でもないときから成長していく際に差が出たらいいので、何者でもないということを意識しています」と紹介。演じるのは15歳の設定から。「キュートだったらいいな(笑)。難しいです。吉沢君も13歳から」と語ると「なかなか楽しいです。コントにならないようにやっています」と笑顔を見せた。
また、渋沢一族については「一族全員について思うのは、とにかくまっすぐで国を思う力が強い。そこが魅力。まっすぐさ、熱量の持ち方」。栄一の魅力には「先を見てどうすればこの国が良くなるか、それが何のためになるのか、誰のためになるのか。先の先を見る才能、自分が信じる物を最後まで信じることができる強さにひかれます」と語った。
撮影が始まって半年近いが印象に残ることも紹介。「とにかく撮影中に感じているのは、7話ぐらいを同時に撮ったりします。いきなり15歳が23歳になったり」と切り出すと「その分け方の幅が広くて面白いです。大変だと思いながらも面白いと思ってやっています。精いっぱいやっています」と苦労さえ楽しむ頼もしさを感じさせた。
最後は「栄一たちのような若者がこの国のためを思って行動して、(日本が)変わっていく様を描くのは、コロナ禍で我慢をしている人たちの励みになると思います」とPRした。