株式会社ビズヒッツは、働く男女500人を対象に意識調査を実施し、「不要なビジネスマナーランキング」を発表した。

　全国の働く男女500人（女性307人／男性193人）に対して、インターネットによる任意回答で調査。ビジネスマナーに「自信がある」(5.4％)、「多少自信がある」(44.4％)と答えたのは全体の約半数という結果になった。

　ビジネスマナーにまつわる失敗エピソードとして「敬語を使おうとしたあまり、変な日本語になってしまい、相手から笑われた」（20代女性）、「名刺をどちらから出すか分からなくて、恥ずかしい思いをした」（40代男性）などの声が上がっている。

　その一方、不要だと思うビジネスマナーがあると回答したのは69.2％。調査を受けて「不要なビジネスマナーランキング」のトップ10が発表され、最多得票は「名刺交換の所作」（84人）となった。

　その理由については、「名刺交換のとき、上司が上に出すこと。立場の同じ人が譲り合い始めて煩わしい」（20代女性）、「名刺入れを持ちながら、両手で受け渡しお辞儀をする一連の流れが時間の無駄に感じる」（30代女性）、「名刺の置き方。一言断って、さっさと名刺入れにしまってもいいと思う」（40代男性）などのコメントが寄せられている。

　トップ10の中には形式的なマナーもあり、「不要」と考える人も少なくないようだ。