芳根京子&永作博美、NHKドラマ「半径5メートル」4月スタート 女性編集者&記者を熱演
NHKは29日、芳根京子と永作博美が出演するドラマ10「半径5メートル」の製作開始を発表した。同ドラマは全10回。4月30日の午後10時よりスタートする。
芳根「クスッと笑いながらズシッと感じてもらえたらうれしい」
NHKは29日、芳根京子と永作博美が出演するドラマ10「半径5メートル」の製作開始を発表した。同ドラマは全10回。4月30日の午後10時よりスタートする。
女性週刊誌の若手編集者と、型破りなベテラン記者のバディーが、女性たちの「もやもや」から人生の機微と時代に迫るという本作。若手編集者を芳根が、ベテラン記者を永作が演じる。
「なぜ私はこんな思いをしているのだろう?」などの世の女性たちが日々感じている違和感や生きづらさ。「どうして1人で育児をしているんだろう」「どうして知らないおじさんに説教されているんだろう」「どうして最近、夫とご無沙汰なんだろう……」など個人的で、ニュースにもならず、名前もついていないような「半径5メートル」の感情や出来事を中心にどんな題材であっても「わがごと」として取り上げ、女性読者の琴線に訴えていくというストーリーだ。
脚本は、数々のヒット作を生み、16年ぶりのNHKドラマとなる名匠・橋部敦子。チーフ演出は、モントリオール世界映画祭など国内外で受賞し、手腕が高く評価される映画監督・三島有紀子が務める。
芳根は「週刊誌の編集者、前田風未香役を演じさせていただきます。その中でも、今回は二折に注目した物語になります。二折とは普段生活をしている中で身近なこと、半径5メートルで起きていることを記事にしていくお仕事です。永作さん演じるベテラン記者の宝子さんとバディーを組んで、振り回されながらもどんどん成長する風未香を見守ってください! そして実際に聞いたことのあるような出来事がいろいろと出てくるので私自身とても興味深いです。クスッと笑いながらズシッと感じてもらえたらうれしいです」とコメント。
永作も「生きることって大変なんだな、と思わずにはいられない今日この頃。運試しのような気分にもさせられます。はてどんな努力が必要なんでしょうかねぇ。力抜いて先に進めるならそうしたい。頭の片隅に長いこと住み着いているモヤモヤをノックする時ですかね。『半径5メートル』狭いようでたっぷり詰まってるこの範囲と、スタッフと共にゆっくりと対峙していけたらと思っています。誰かの何かの手助けになればと祈る気持ちです。でも……きっとそうします。楽しみに待っていて下さい」とアピールした。