小池都知事、コロナ後遺症の脱毛や味覚障害に言及「そういう例が若い方への警鐘に」
小池百合子東京都知事が22日、都庁で行われた定例記者会見に出席。若者を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることについて、具体的な対策ビジョンを示した。
若い世代を擁護、感染対策のビジョンについて言及
小池百合子東京都知事が22日、都庁で行われた定例記者会見に出席。若者を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることについて、具体的な対策ビジョンを示した。
「コロナはカレンダーも時計も地図も持っていない。誰が持っているかも分からないが、20代30代の割合が最も高いというのは変わっていません。引き続き若い世代の方への協力をお願いしたい」と小池都知事は呼び掛けた。
若い世代への意識づけとして、人気YouTuberのヒカキン、タレントのフワちゃんに続き、YouTuberフィッシャーズの2人とリモートで対談したことを明かし、「葛飾区の同級生2人ということで、コロナには勝つしかないと話して盛り上がった。勝つしかないをキーワードにやっていきたい」とダジャレを交えて語っている。
「若い世代の意識の低さが拡大の原因か」と聞かれると「世代を問わず、意識が非常に高い方とそうでない方にバラつきがある。認識の高さは、私は世代を問わないと思う」と若者世代を擁護。後遺症で頭髪が抜ける事例などを紹介し、「『友達がかかったけど元気だったよ』とか、そういう情報がSNSで回っている。味覚障害や髪の毛が抜けるなど、そういう例を伝えていくことが若い方への警鐘につながる」と語った。