卓球の平野早矢香さん結婚、お相手は「私と正反対で穏やか」仕事はスポーツ関係

2012年ロンドン五輪の卓球女子団体銀メダリストの平野早矢香さん(35)が、同い年の一般男性と結婚したことが14日、分かった。互いのスケジュールの合う縁起のいい日だからと、10日に都内の区役所に2人で婚姻届を提出したという。平野さんがENCOUNTの取材に応じ、理想は「笑顔あふれる家庭」と幸せそうに結婚について明かしてくれた。

色紙に「笑顔あふれる家庭」が理想と書いた平野早矢香さん【写真:荒川祐史】
色紙に「笑顔あふれる家庭」が理想と書いた平野早矢香さん【写真:荒川祐史】

1月10日に都内の区役所に2人で婚姻届提出 挙式・披露宴未定 同居は3月下旬

 2012年ロンドン五輪の卓球女子団体銀メダリストの平野早矢香さん(35)が、同い年の一般男性と結婚したことが14日、分かった。互いのスケジュールの合う縁起のいい日だからと、10日に都内の区役所に2人で婚姻届を提出したという。平野さんがENCOUNTの取材に応じ、理想は「笑顔あふれる家庭」と幸せそうに結婚について明かしてくれた。

 平野さんは、現在、スポーツキャスターとしてテレビなどで活躍しているが、相手の男性について「彼は卓球関係者でもアスリートでもありませんが、スポーツに携わるお仕事をしている同世代の方です」と説明した。出会いのきっかけは知人の紹介だったという。

 また、男性の魅力には「初めて会った時から一緒にいて落ち着く方だなと感じました。あまり気を使わずに話ができて、すぐに仲良くなりました。私の話をよく聞いてくれて、理解し、受け入れてくれる心の広い、優しい、柔らかい人。私と正反対で穏やかな人です(笑)。いろいろなことを話し合いながらお互いを尊重できる関係なので一緒にいてとても居心地がいいですし、彼のことをとても信頼しています」。

 新居の都合もあって一緒に暮らし始めるのは3月下旬になりそうだというが、理想の夫婦、家庭は「笑顔あふれる家庭」という。また「お互いのことを思いやる気持ちは持ち続けていきたいですし、ともに仕事をしているので、外で大変なことがあっても家に帰ったらほっとするような家庭をお互いに力を合わせてつくれたらいいと思います」と語った。

 夫を支えながらも、トップアスリートとして頑張ってきた経験を後輩に伝えることも自身の使命と感じている。家庭と仕事の両立は大変だと思うが、「現役時代から今までは、自分の好きなことや、やりたいことを、周りの反対を押し切ってでもやってきたような人生だったと思います。これからは今回いただいたご縁を大切にしながら、2人で力を合わせて生きる人生を楽しんでいきたいです」と話した。

□平野早矢香(ひらの・さやか)1985年3月24日、栃木県生まれ。高校卒業後、ミキハウスに入社し、2003年度全日本卓球選手権女子シングル優勝。通算5度日本一に。11年8月にITTF世界ランキングで10位に。12年のロンドン五輪で福原愛、石川佳純と団体戦で、日本卓球界初の五輪で銀メダル獲得。14年の世界卓球選手権団体戦でも銀メダル。16年の現役引退後は卓球解説者としてテレビなどで活躍。主な番組はテレビ朝日系「グッド!モーニング」、BSテレ東「卓球ジャパン!」。

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