緊急事態宣言後、初の週末3連休で人出増加? 正月に比べ新宿駅エリア200%超予測
クロスロケーションズ株式会社が、1都3県への緊急事態宣言発令後、初の週末3連休の人出を予測。新宿駅、渋谷駅、横浜駅、大宮駅で、それぞれ増加傾向の結果を発表した。
都内繁華街の人出予測、六本木エリアは155~172%
クロスロケーションズ株式会社が、1都3県への緊急事態宣言発令後、初の週末3連休の人出を予測。新宿駅、渋谷駅、横浜駅、大宮駅で、それぞれ増加傾向の結果を発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて7日、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象に、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令された。位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform(ロケーションエーアイプラットフォーム)」の予測機能である「人流予測モデル(α版)」を用いて、緊急事態宣言が発令された1都3県の主要駅や繁華街の人出を予測した。
その結果、去年の同時期(2020年1月11、12、13日)と比較した場合の人出は、新宿駅エリアで60~77%、渋谷駅エリアで36~53%、横浜駅エリアで51~68%、大宮駅エリアで83~100%と、主要駅エリアでは減少傾向。しかし、21年正月の三が日と比較した場合、新宿駅エリアで186~203%、渋谷駅エリアで119~136%、横浜駅エリアで127~144%、大宮駅エリアで207~224%と、いずれも増加傾向という予測になった。
また都内繁華街の人出に関しても、今年の正月三が日と比較した場合、浅草寺・浅草エリアで91~108%、六本木エリアで155~172%と予測されている。
いずれの場合も、今年の正月三が日と比べて人出は増加予測。「飲食店の営業時間20時まで」「20時以降の不要不急の外出自粛」などの要請も踏まえて、昼間の時間帯に外出・用事を済ませる人が増えると分析されていた。