「はじめてのおつかい」人気声優・花江夏樹が初ナレーション 出演者の「今」を伝える

人気声優の花江夏樹が9日午後7時から日本テレビ系で放送される「はじめてのおつかい!笑って泣いての大冒険SP」にナレーションでシリーズ初参戦することが分かった。

「はじめてのおつかい」SPでナレーションを務める花江夏樹
「はじめてのおつかい」SPでナレーションを務める花江夏樹

花江「自分の子どももいろいろな経験をして成長していく」

 人気声優の花江夏樹が9日午後7時から日本テレビ系で放送される「はじめてのおつかい!笑って泣いての大冒険SP」にナレーションでシリーズ初参戦することが分かった。

 同番組の名物企画「あれから何年…」に今回、子どもたちの驚きの成長をナレーターとして花江が伝える。

 背中にかごを背負っておつかいにするのはしっかり者の4歳の兄・桔平(きっぺい)くんと、マイペースな2歳の妹・姫楽(きら)ちゃんは、お母さんの実家から届いた魚を近所のみなさんにおすそ分けに行く。しかし、妹の姫楽ちゃんはお母さんと離れて寂しくなったのか、ひとりで家に戻ってしまう。はたして、きょうだいの強い絆でおつかいはできるのか。そして当時から9年経ち、すっかり大きくなったもののそこにあったのはあの頃と変わらないきょうだいの笑顔だった。その後の様子を伝える。

 ほかにも、かつて、お母さんのバースデーケーキのおつかいに「渡し舟」に乗って行ったきょうだい。元気いっぱい4歳の兄・新悟(しんご)くんにつれられた甘えん坊の3歳の乃江(のえ)ちゃんがぐずり出し、帰りの渡し舟が目の前で出発してしまう。新悟くんを次々に襲うピンチにどうなってしまうのか。そしてあれから25年経て、成長したきょうだいはスタジオ出演者があっと驚く職業に就いていた。

 さらには、天国にいるお父さんのためのおつかいをするのは京都市に住む5歳の南美(みなみ)ちゃんも登場。お父さんは南美ちゃんが2歳の時に白血病で亡くなった。お父さんからお母さんへのプレゼントでもらったオルゴールは宝物だったが、友だちの家に忘れてしまい、取りに行くことに……。涙をこぼしながら一歩ずつ歩き出す南美ちゃんの姿は印象的だ。そして、18年の月日が経ち、少女だった南美ちゃんは今ではスポーツの日本一を決める大会に出場、東京オリンピックの代表候補選手として活躍していた。

 花江は「小さい頃から観ていた番組のナレーションをさせて頂けるなんて、こんなに光栄なことはありません。当時小さかった子供達が立派に成長している姿を見てうれしい気持ちになりましたし、自分の子どももいろいろな経験をして成長していくんだなと思うと涙が出ました。放送をお楽しみに!」とコメントを寄せた。

次のページへ (2/2) 【写真】「あれから何年…」に登場…「はじめてのおつかい」に挑戦した子どもたちの姿
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