高橋ヒロム、電光石火のウラカンラナでファンタズモに大逆転 石森太二への挑戦権獲得
新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM 15」が4日、東京ドームで行われ、第1試合のスペシャルシングルマッチは高橋ヒロムが勝利を飾った。
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム」
新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM 15」が4日、東京ドームで行われ、第1試合のスペシャルシングルマッチは高橋ヒロムが勝利を飾った。
「BEST OF THE SUPER Jr.27」の優勝者・高橋ヒロムと「SUPER J-CUP 2020」のトーナメントを制したエル・ファンタズモが、翌1・5のIWGPジュニアヘビー級の挑戦権をかけて激突した対戦。ゴングと同時に先制攻撃を放ったのはヒロム。コーナートップから場外のファンタズモにセントーンを見舞った。一方、ファンタズモはおきて破りのヒロムの必殺技で反撃。中盤ではファンタズモがダーティーファイトで、ヒロムもかみつき攻撃で応戦するなど一進一退の攻防が続く。
終盤、試合巧者のファンタズモが、飛び技からスタイルズクラッシュ、さらにVトリガーから片翼の天使と大技を畳みかける。そして、フィニッシュの「CR II」を狙った瞬間、ヒロムが電光石火のウラカンラナで丸め込み、試合を決めた。
リングを降りたヒロムは帰り際に「つまんねーよ。こんなの」と言い放った。
ヒロムは5日、石森太二が保持するIWGPジュニア王座に挑戦する。
また、第0試合として行われた「KOPW2021」進出権争奪ニュージャパンランボー(時間差バトルロイヤル)は、鈴木みのるや石井智宏、後藤洋央紀など主力選手21人が参加して30分を超える戦いとなったが、チェーズ・オーエンズ、BUSHI、バッドラック・ファレ、矢野通の4人が5日の「KOPW 2021」決定戦4WAYマッチに進出した。
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1・4第0&第1試合ダイジェスト