M-1決勝“最後の一枠”を巡る戦い 敗者復活戦にぺこぱ、金属バットら出場
いよいよ本日、新たな“漫才チャンピオン”が誕生する――。漫才頂上決戦「M-1グランプリ2020」の決勝が20日、東京・テレビ朝日で行われ、“第16代王者”の称号を巡り、ファイナリスト10組が最後の戦いに臨む。決勝大会当日の昼、最後の1枠を懸け、ぺこぱ、金属バットら準決勝敗退組が敗者復活戦で火花を散らす。
過去には、サンドウィッチマン、トレンディエンジェルが敗者復活から優勝
いよいよ本日、新たな“漫才チャンピオン”が誕生する――。漫才頂上決戦「M-1グランプリ2020」の決勝が20日、東京・テレビ朝日で行われ、“第16代王者”の称号を巡り、ファイナリスト10組が最後の戦いに臨む。決勝大会当日の昼、最後の1枠を懸け、ぺこぱ、金属バットら準決勝敗退組が敗者復活戦で火花を散らす。
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敗者復活組は、過去に何度も、決勝大会で大きなインパクトを残してきた。サンドウィッチマンがドラマチックな逆転優勝を飾り、日本中に感動を呼んだ2007年。15年はトレンディエンジェルが、敗者復活から一気に優勝まで駆け上がった。他にも、08年のオードリー、16年の和牛が最終決戦へ勝ち進み、準優勝。アンタッチャブル(03年)、麒麟(04年)、NON STYLE(09年)、パンクブーブー(10年)が3位に食い込むなど、敗者復活勢は好成績を残している。
今年、敗者復活戦に臨むのは、準決勝で敗れた16組(ワイルドカードで準決勝出場となったラランドには、敗者復活戦への出場権は与えられない)。その中には、昨年最終決戦まで勝ち残ったぺこぱ、決勝経験者のインディアンス、からし蓮根、ゆにばーすなど、実力者が名を連ねる。
他にも、キングオブコント2020で決勝まで勝ち進んだ、滝音、ニッポンの社長、ロングコートダディといった、漫才とコントの二刀流コンビ。漫才の祭典に新たな刺激を与えるであろうキュウ、金属バット、ランジャタイ、コウテイといったコンビが揃っている。どのコンビが決勝に進出しても不思議はない。それほど準決勝の戦いは、拮抗した戦いだった。
敗者復活戦の出番順は当日抽選で決定し、テレビ朝日系列で午後2時55分から生中継(一部地域を除く)。決勝へ進む1組は、視聴者投票によって決定する。視聴者は敗者復活戦に出場する全コンビのネタ終了後、パソコン、スマートフォン、データ放送から、面白いと思ったコンビ3組を選択して投票。最も多くの視聴者票を獲得したコンビが、決勝に進むことができる。
今年は、史上最多となる5081組がエントリー。準決勝まで勝ち進んだ実力のある敗者復活組には、サンドウィッチマン、トレンディエンジェルが成し遂げた、大逆転優勝の可能性は大いにある。だからこそ、敗者復活の戦いからも目が離せない。2012年、ミルクボーイに続き、漫才ドリームをつかむのは果たして……。
〈M-1グランプリ2020・敗者復活戦 出場者 ※エントリー順〉
キュウ、ダイタク、カベポスター、ロングコートダディ、コウテイ、ニッポンの社長、タイムキーパー、ゆにばーす、滝音、学天即、からし蓮根、ランジャタイ、インディアンス、祇園、金属バット、ぺこぱ