連載完結「約束のネバーランド」の初展覧会が11日から開催 “あの方”と写真も撮れる

「連載完結記念 約束のネバーランド展」が12月11日から来年1月11日にかけ、六本木ヒルズ展望台東京シティビュースカイギャラリーにて開催される。12月には実写映画の公開、来年にはアニメ第2期の放送が控え、完結後もまだまだ盛り上がりを見せる「約ネバ」初の展覧会。開催に先駆けて行われたプレス内覧会の様子をレポートする。

世界観に没入できる展示はファン必見【写真:ENCOUNT編集部】
世界観に没入できる展示はファン必見【写真:ENCOUNT編集部】

「連載完結記念 約束のネバーランド展」12月11日から来年1月11日にかけ開催

「連載完結記念 約束のネバーランド展」が12月11日から来年1月11日にかけ、六本木ヒルズ展望台東京シティビュースカイギャラリーにて開催される。12月には実写映画の公開、来年にはアニメ第2期の放送が控え、完結後もまだまだ盛り上がりを見せる「約ネバ」初の展覧会。開催に先駆けて行われたプレス内覧会の様子をレポートする。

「約束のネバーランド」は「週刊少年ジャンプ」35号(2016年8月1日発売)から連載を開始。主人公・エマを中心に孤児院で育てられた子どもたちが過酷な運命に抗いながらも希望に向かって行くストーリーや、読み応えのある心理戦などのサスペンス要素、迫力のあるアクションシーンで幅広い世代からの人気を獲得。コミックス1巻から20巻までの全世界累計発行部数は2500部以上(電子版含む)。数々の賞を受賞し旋風を巻き起こしたが、20年6月15日発売の「週刊少年ジャンプ」28号で惜しまれながら最終回を迎えた。

 コミックスの表紙イラストが展望窓に勢ぞろいした会場エントランスには、今回の展覧会のために書き下ろされたキービジュアルも特大パネルで飾られている。52階に位置する東京シティビューならではの景色も楽しむことができる。また、エントランス展示では毎日午後5時からライトショーを実施。幻想的なライティングと夜景が展示会の雰囲気を盛り立てる。

 会場には衝撃の第1話から最終回まで、150点以上の展示物がズラリ。白井カイウ、出水ぽすか両作者から寄せられたコメントと合わせて物語を振り返ることができる。また、劇中で登場する鬼たちの面を展覧会用に特別に再現。その先のエリアへと足を進めると、「あの方」がエマと出会ったシーンを完全再現したフォトスポットが。展示品の精巧な作りにも注目だ。

「『約束のネバーランド』ができるまで」と題したエリアでは、白井氏の持ち込みネームから連載開始前の秘蔵資料などを大公開。連載開始から完結までの年表パネルでは、作品の歴史を追うこともできる。今回の展示のために書き下ろされた19ページにも及ぶスペシャルエピソード「完結後のエマと家族たちのお話」は、このエリアで公開されている。また、ファン必見の出水氏によるキービジュアル作画のタイムラプス映像も展示されている。

 展覧会の終盤では、エマの「約束」の代償、これからの人間と鬼の未来、さまざまな思いが交錯する怒涛のクライマックスを特別映像で展示している。涙もろいという自覚がある方はぜひ涙をぬぐう用のタオルを持っていくことをおすすめしたい。

 展示会が行われている展望台に併設されているカフェ「Cafe THE SUN」ではコラボレーションカフェ「CAFE GRACE FIELD」が期間限定でオープンする。物語の始まりの場所で、身寄りのない子どもたちが集まる森に囲まれた孤児院グレイス=フィールドハウスをコンセプトに、ここでしか食べることのできないメニューを楽しむことができる。

 展覧会の開幕を記念して、会期中に楽しめる「約束のネバーランド占い」やコラボカフェとのツイッター連動企画などのキャンペーンも盛りだくさん。完結後もますます勢いに乗る「約ネバ」の世界から目が離せない。

■「約束のネバーランド展」開催概要
会期:2020年12月11日(金)~2021年1月11日(月・祝)※会期中無休
開館時間:10:00~22:00(最終入場21:30)
会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー スカイギャラリー
原作/作画:原作・白井カイウ/作画・出水ぽすか『約束のネバーランド』

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