M-1決勝に勝ち進んだ“吉本以外の3組” 錦鯉は「誰よりも1000万円がほしい」
日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ2020」の準決勝が2日に、都内のNEW PIER HALLで行われ、12月20日に開催される決勝大会に駒を進めた、ファイナリスト9組が発表された。
吉本以外の決勝進出は、錦鯉、ウエストランド、東京ホテイソン
日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ2020」の準決勝が2日に、都内のNEW PIER HALLで行われ、12月20日に開催される決勝大会に駒を進めた、ファイナリスト9組が発表された。
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準決勝の戦いを制し、決勝への切符をつかんだのは、アキナ、マヂカルラブリー、見取り図、錦鯉、ニューヨーク、おいでやすこが、オズワルド、東京ホテイソン、ウエストランドの9組。
昨年のファイナリストは、10組中9組が吉本興業所属の芸人で、吉本以外の芸人はサンミュージックプロダクション所属の「ぺこぱ」のみだったが、今年は、グレープカンパニー所属の「東京ホテイソン」、タイタン所属の「ウエストランド」、ソニー・ミュージックアーティスツ所属の「錦鯉」の3組が決勝進出を決めた。ここ数年、M-1では吉本芸人の活躍が目立ち、17年大会、18年大会のファイナリストも、10組中9組が吉本芸人だった。
17年、18年、19年大会で準決勝進出という結果を残している「東京ホテイソン」は、結成6年目で悲願の決勝進出となった。ツッコミのたけるが、「25歳なので、僕が(決勝進出の中で)最年少。雅紀さん(錦鯉・長谷川)が僕のお父さんと同い年なので、親父を倒す旅に出ます」と宣言すると、司会を務めた麒麟の川島明は「スター・ウォーズみたいや」と驚きのリアクション。
ボケのショーゴは、「18年に霜降り明星さんが優勝して、(芸に似ている部分があったため)叩かれて、悔しくて辞めようと思ったことがある」と告白し、「でも、腐らずに一生懸命頑張ったら結果につながる。それだけで良かった」と喜びをかみ締めた。
これまで、18年の準決勝進出が最高成績だった「ウエストランド」も、結成9年目にして決勝の舞台へ。ツッコミの井口浩之は「やっと行けたか! という感じですね」と感慨深げに語ったが、ボケの河本太は「(エントリーナンバーが)見取り図さんと連番なんです」「(決勝進出者に)岡山出身が多いですね」とマイペース。
シュールな相方にツッコミまくった井口は、「タイタンから誰も、こういう大会の決勝に行ったことがなかった」と語り、後輩たちから「ブチかましてください!」「ぶっ倒してください!」と、LINEに応援メッセージが届いたことを明かしていた。