町田啓太「結構すっとぼけた顔をしているんだな」 初写真集で気付いた“素”の自分

劇団EXILEの俳優・町田啓太(29)が1日、都内で、自身初となる写真集「BASIC」の発売記念会見を行った。

自身初となる写真集を発表した町田啓太
自身初となる写真集を発表した町田啓太

ゴールデン街へのあこがれ、2019年を漢字1字『動』で振り返り 1st写真集「BASIC」に詰め込んだ思い

 劇団EXILEの俳優・町田啓太(29)が1日、都内で、自身初となる写真集「BASIC」の発売記念会見を行った。

 今回の1st写真集は、すべて撮りおろしの2部構成。新宿・ゴールデン街で飲み歩く姿など、大人の表情を映し撮った第1部と、地元・群馬で学生時代の思い出の地を巡り、少年のような素顔をふんだんに切り取った第2部で織りなす。町田自身の好きなモノクロームのカットを多用しており、1万字ロングインタビューもポイントだ。
 
 町田は「不思議な気分。29歳で初めて出すので。20代前半か10代の若い姿を切り取って残すのが写真集だと思っていた部分もありましたが、この年齢でのことなので、僕らしい写真集ができればいいなと思いました。自分はこういう顔しているんだな、結構すっとぼけた顔をしているんだな、と改めて気付くこともありました」と笑顔をみせた。

 2部構成のこだわりについて、「香港映画や韓国映画のテイストが好きなので、それを日本でとなったときに新宿ゴールデン街に決まりました。そこから地元の群馬で撮ろうとなって、差ができると考えました。東京で俳優業を頑張っている姿と、育った田舎町の群馬で、昔からの心持ちでいる表情や写真を撮れればいいコントラストになるかなと思いました」と説明。今や外国人にも人気の飲み屋街・ゴールデン街について聞かれると、「昼と夜で全然違う姿を見せて、独特な世界観がある。プライベートでは飲んだことがないので、行けるように大人の階段を登りたいです」と話した。

心に火が付いた20代ラストイヤー

 群馬で撮影した写真のお気に入りは、物心が付いた時から通っていた駄菓子屋さんでのショット。「当時お世話になっていたおじちゃんとおばちゃんにお会いして、『あんなにちっちゃかったのにね』と言われて。袋いっぱいにお菓子をくれたんです。優しさ、温かさに触れた写真。当時は、広くて夢の国に行っているような感じでしたが、今は意外と狭く感じて、少しは大人になったのかなと思いました」と振り返った。

 劇団EXILEとしては、来年1、2月に舞台「勇者のために鐘は鳴る」の公演が控えている。20代ラストイヤーとなった2019年について、「漢字1字で表すと『動』。自分の感情も仕事も動いた1年でした」と振り返り、「来年30歳になるので、20歳から芸能生活をしているので、いい振り返りをさせてもらった1年になりました。もっとこれから頑張らなきゃ、と(心に)火が付いた1年でした」と前を見据えた。

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