リリー・フランキー「ここで『別に』と言わなくていいんですよね?」映画祭でジョーク連発
映画「凪待ち」の白石和彌監督(44)と出演したリリー・フランキー(56)が11月30日、「第3回Beppuブルーバード映画祭」が開催中の大分・別府の「別府ブルーバード劇場」でトークショーを行った。
香取慎吾主演の「凪待ち」監督の白石和彌氏とトークショーを開催
映画「凪待ち」の白石和彌監督(44)と出演したリリー・フランキー(56)が11月30日、「第3回Beppuブルーバード映画祭」が開催中の大分・別府の「別府ブルーバード劇場」でトークショーを行った。
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香取慎吾が主演する本作は、宮城・石巻を舞台に、人生につまずき落ちぶれた男の喪失と再生を描くオリジナルストーリー。司会を担当した映画祭実行委員長の森田真帆氏から冒頭の挨拶を求められたリリーは「パッチギ」の後の上映だっただけに、「ここで『別に』と言わなくていいんですよね? 本来ならば、ここに白石監督がいて、ピエール瀧がいるべきなんでしょうけども……」とブラックジョークで会場を爆笑の渦に。
福岡県北九州小倉出身のリリーは「15歳の時に1年間、別府に下宿していたんですよ。松田聖子が『夏の扉』か何かで売れていた頃で、コンサートのチケットを取りたくて、プレイガイドに夜中から並んだことがあるんだけど、その時にポン引きのババアに手を引かれた思い出があって、昨日も街を歩いていたら、また、ポン引きのババアに声をかけられたんですよ。あれきっとあの時のババアじゃないかな? そんな、この街のソウルが好きです」と地元ネタも交えながら、会場を盛り上げた。
この日は2人に加え、「パッチギ!」「孤狼の血」の真木よう子(37)がサプライズで登場。リリーと真木は白石監督作品での共演はないが、是枝裕和監督の「そして父になる」では夫婦役で共演した仲。リリーが「弱い女の人の役は来ないよね?」と水を向けると、真木は「そうなんですよ。常識的な役しか来ないんですよ。だから、一番やりたいのはサイコパスなんです。女囚さそりシリーズもやってみたい」と話していた。