「鬼滅の刃」大ヒットは「真の偉業だ」 仏メディア絶賛「流星のスピードで上昇」

10月16日に全国で初日を迎えた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、公開39日間の興行成績が動員1939万7589人、259億1704万3800円で、興行収入歴代3位(興行通信社調べ)と大ヒット。その様子にフランスメディアも「流星のスピードで上昇」と絶賛している。

「君の名は。」超えを仏メディアが絶賛(写真はイメージ)【写真:写真AC】
「君の名は。」超えを仏メディアが絶賛(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「『君の名は。』を破った」と特集

 10月16日に全国で初日を迎えた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、公開39日間の興行成績が動員1939万7589人、259億1704万3800円で、興行収入歴代3位(興行通信社調べ)と大ヒット。その様子にフランスメディアも「流星のスピードで上昇」と絶賛している。

 欧州で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、「鬼滅の刃」の快進撃ぶりがフランスで注目を集めているようだ。「デーモン・スレイヤー 日本映画界の現象は『君の名は。』を破った」と特集したのは、仏ラジオ局「RTL」だった。

 新型コロナ禍で旋風を巻き起こしている日本アニメ映画について、「コロナウイルスとさまざまな感染対策は、2020年の今年、劇場とプロデューサーの記録更新の手助けにはなっていない。だが、日本ではアニメ映画が流星のようなスピードで上昇を果たしてる」と称賛した。

 欧米で感染拡大が広がる状況を鑑みた上で、「こんな状況にも関わらず、無限列車編の成績は真の偉業だ」と高く評価している。

 新海誠監督の「君の名は。」について「最新アニメ界の絶対的存在」と絶賛した一方、その名作アニメを興行成績で抜いたことについても言及。「文化的な現象」と指摘しており、「鬼滅の刃」未上陸のフランスでも注目度は高まり続けている模様だ。

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