名バイプレーヤー光石研、「姉ちゃんの恋人」の魅力激白…「憧れます」と語る相手は?

有村架純主演のドラマ「姉ちゃんの恋人」(カンテレ・フジテレビ系全国ネット、毎週火曜午後9時)の第5話が24日に放送される中、川上菊雄を演じる光石研が「姉ちゃんの恋人」の魅力や役どころについて語った。

ドラマ「姉ちゃんの恋人」で川上菊雄を演じる光石研【写真:(C)カンテレ】
ドラマ「姉ちゃんの恋人」で川上菊雄を演じる光石研【写真:(C)カンテレ】

「あのようなシーンは、現場の空気がすべて」と回想

 有村架純主演のドラマ「姉ちゃんの恋人」(カンテレ・フジテレビ系全国ネット、毎週火曜午後9時)の第5話が24日に放送される中、川上菊雄を演じる光石研が「姉ちゃんの恋人」の魅力や役どころについて語った。

 両親を失った親戚の桃子(有村)たちにも、過去に罪を犯した真人(林遣都)に対しても、優しく誠実に向き合う菊雄は、職場以外に桃子と真人をつなぐキーパーソン。そんな菊雄については、光石は「菊雄自身、若い頃は山あり谷ありだったと思います。次を担う若者に、希望あるバトンを渡したいと思っているのでは。そんなことを思いながら演じております」と、親子ほど年の離れた桃子たちに愛情を注ぐ心中を分析する。

 安達家の3兄弟の前では、佐野元春の「ガラスのジェネレーション」をフリ付きで熱唱するなどコミカルな一面を見せたが、「あのようなシーンは、現場の空気がすべてです。スタッフの皆さんに盛り上げていただき、キャストの皆さんに乗せられてやっています」と振り返る。

「ひよっこ」(NHK)、「泣くな、はらちゃん」(NTV)などを含め、これまで数多くの岡田惠和が手掛けたドラマ・映画に出演してきた光石。「岡田さんのせりふは、読めば読むほど身体になじむ感じです。どんどんその人物になっていく。そんな感じです」と語る。

 菊雄以外に演じてみたい登場人物を聞かれると、「真人ですね」と答えた光石。「でも、あんなにナイーブで重層的な役は林(遣都)君にピッタリ。憧れます」と、林演じる真人への思いを明かした。

 姪の桃子の幸せを願う気持ちや、過去に罪を犯した真人の人間性を信じたい気持ちなど、生々しい悩みに揺さぶられる菊雄について、光石は「これは本当にリアリティーある悩みだと思います。菊雄は揺れに揺れ、どうしていいのか分からない。でも、最終的には上手くいってほしいと思っていると思います」とコメント。さらに、「それぞれの恋愛はもちろん、各キャラクターの機微が見え隠れし、とても深度のあるドラマです。どうぞ、最後までお楽しみください!」と、加速する物語に期待を寄せた。

次のページへ (2/2) 【写真】有村架純主演のドラマ「姉ちゃんの恋人」第5話の場面ショット
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