「いい夫婦の日」今後の結婚・結婚式はどう変わる? 少人数婚やフォト婚が人気か

株式会社エニマリは、「『新しい時代の新しい結婚のカタチ』激動の2020年、結婚と結婚式を振り返る」をテーマに、同社の4人のパネリストによるオンライン座談会を行った。

ニューノーマル時代の結婚のあり方とは
ニューノーマル時代の結婚のあり方とは

コロナ禍で結婚式のあり方に変化

 株式会社エニマリは、「『新しい時代の新しい結婚のカタチ』激動の2020年、結婚と結婚式を振り返る」をテーマに、同社の4人のパネリストによるオンライン座談会を行った。

 新婚カップル238人及びウェディング業界従事者329人を対象に実施したアンケート結果をもとに、激変の1年を身をもって体験したエニマリの事業担当者が、変わりゆく結婚のカタチや今後のウエディング業界を予測した。

 ウエディング業界従事者と、結婚して1年以内のカップルに聞いた「2020年もっとも印象的だったウエディングキーワード」はともに、1位が「結婚式・披露宴の延期・中止」となった。

「結婚式・披露宴の延期・中止」によって気持ちが沈む花嫁が多くいる中、SNSでは「#結婚式をあきらめない #結婚式決行 #コロナ花嫁」といったハッシュタグを付けた投稿が多くみられたことについて座談会では、SNSでお互いをいたわり共感し合う動きがとても感動的だった、といった声があがった。

 一方、座談会では、ニューノーマル時代の結婚のあり方についても話し合った。

 ウエディング業界従事者329人を対象した「コロナ収束後も、引き続き人気が高まっていくと思われる結婚式のスタイルを選んでください」とのアンケート(複数回答)では、1位が「家族婚・親族婚」で67.5%、2位が「30人未満の少人数婚」で66.0%、3位が「フォトウエディング・前撮り」で65.7%となった。

「家族婚・親族婚」「30人未満の少人数婚」が今後も人気が高まる理由として、パネリストからは、「いわゆるお付き合いでの招待は減り、心から感謝の気持ちを表したい人たちだけを招待する、少人数規模の結婚式はこれからどんどん増えていきそうです」との意見があった。

 また、3位の「フォトウエディング・前撮り」に関しては、「最近は、おしゃれなハウススタジオや、ロケーションフォトなど、“映える”写真を撮れるようになりました。自分たちらしさを表現していくことに時間やお金を投資するカップルが、今後は増えていく気がします」との声があった。

 11月22日は「いい夫婦の日」。婚姻届を出したカップルの結婚に対する意識も変わろうとしている。

次のページへ (2/2) 【画像】「いい夫婦の日」今後の結婚・結婚式はどう変わる?アンケート調査結果
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