【LOST10】衝撃ラストで「田畠」トレンド入り…飯豊まりえ、横浜流星だから起こせた「化学変化」

俳優の飯豊まりえが出演するTBS系連続ドラマ『LOST10』(金曜午後10時)の第2話が、23日に放送された。ラスト衝撃の展開で、Xのトレンド入りを果たしたキャラクターを演じる飯豊のオフィシャルインタビューが届いた。

田畠役を演じる飯豊まりえ【写真:(C)TBSスパークル/TBS】
田畠役を演じる飯豊まりえ【写真:(C)TBSスパークル/TBS】

「すべてを疑え」――台本を読み進めるほど感じた“中毒性”

 俳優の飯豊まりえが出演するTBS系連続ドラマ『LOST10』(金曜午後10時)の第2話が、23日に放送された。ラスト衝撃の展開で、Xのトレンド入りを果たしたキャラクターを演じる飯豊のオフィシャルインタビューが届いた。

人気俳優の韓国からスタートした愛車遍歴…“顔”で決めるクルマ選び(JAF Mate Onlineへ)

 本作は北海道の壮大な大地を舞台に、登山ツアー中に起きた遭難事故「支樺岳事件」をきっかけに物語が絡み合っていくヒューマンサスペンス・エンタテインメント。“すべてを疑え”をテーマに、10人のキャラクターを軸にした謎が次々に展開していく。脚本・奥寺佐渡子氏、監督・塚原あゆ子氏、プロデュース・新井順子氏という『最愛』『Nのために』などを世に送り出してきた制作陣が手掛ける。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 第2話では、北海道の所轄刑事で強い正義感と出世欲とは裏腹に、大きな事件の起きない田舎の警察署で燻っている主人公・小駒(横浜流星)のヘビーな過去と、ツアー客の1人で中学時代の恩師だった亜矢(中村アン)との関係が明かされた。亜矢の容疑を晴らしたい小駒の思いとは裏腹に、救出されたツアーガイド・田畠(飯豊)と亜矢の証言が真っ向から対立。死亡した二階堂(金子昇)への睡眠薬混入を巡り、2人への疑惑が深まる中、ラストでは田畠が小駒や保険調査員・直(小栗旬)の目の前でマンション屋上から飛び降りるという衝撃の展開を迎えた。

 難病を抱える娘・乃々(木内天奏)に愛情を注ぐ姿が印象的だったこともあり、まさかの最期にXでは「田畠さん」がトレンド入り。SNSでは「田畠さん!!!なんで!?」「田畠さん…乃々ちゃん置いて行かないでよ…」「娘のために…なんだろうね」「乃々ちゃん残してなにやってんだ田畠さん…悲しすぎる」などの声が相次いだ。

 真相が闇に包まれる中、事件のキーパーソンである田畠を演じる飯豊が、作品の魅力や過酷を極めたロケの舞台裏、そして旧知の仲である主演・横浜との撮影エピソードを語った。

――台本を読まれた際、どんな印象を持ったか教えてください。

「遭難事故から始まるのですが、それは始まりに過ぎなくて。そこから10人の登場人物が、何かを守らなくてはいけなかったり、それぞれ抱えている思いが交錯したりしていくんです。第1話、第2話と台本を読み進めていくと、『第1話ではこうやって描かれていたのに、第2話では見ていなかった視点を疑わざるを得ない』という展開になっていて、本当に中毒性のある作品だなと思いました」

――本作の面白さは、どんなところにあると感じていますか?

「『すべてを疑え』というのが作品のテーマでもあるので、本当に加害者なのか、被害者なのか、見ている方はすごく翻弄(ほんろう)されるのではないかと思います。登場人物それぞれが抱えている思いもすごく苦しいんですよね。そういう部分も含めて、ヒューマンでサスペンスなところが面白いんじゃないかなと思います」

過酷だった撮影を振り返った【写真:(C)TBSスパークル/TBS】
過酷だった撮影を振り返った【写真:(C)TBSスパークル/TBS】

塚原監督の演出で生まれた「諦めたくない」母の表情

――クランクインは過酷な遭難シーンだったそうですね。

「遭難のシーンは雨降らし(撮影・演出用の人工降雨)だったのですが、思った以上に雨の強さがすごくて、目も開けられないくらいでした。あんなに強い雨に打たれたことがなかったので、どんどん体温が下がっていくんです。『こういう状況に置かれたら、こんなふうになるんだ』というリアルな体感ができたので、クランクインでそのシーンを経験できたことがすごく貴重だったなと思います。撮影の最初に、喝を入れられた感じがしました」

――ほふく前進する場面も印象的です。

「そのほふく前進のシーンで、空を見上げながらキーホルダーを握りしめるカットが撮影現場で生まれました。土砂降りの中、『ほふく前進スタイルだと顔が見えないな』と思いながら、なかなかカットがかからなかったこともあり、ふと仰向けになってみたんです。そうしたら、塚原監督から『もう1回お願いします』と言われて。『今のカットだと、ちょっと諦めているように見えてしまうので、“なんで自分はこんな人生なんだろう。だけど娘・乃々のために諦められない、諦めたくない”という気持ちをプラスしたらどうでしょう』と提案してくださったんです。

『お芝居の塩梅(あんばい)みたいなところはお任せしますが、こういう心情だったらどうですか』と、ある程度委ねてくださる塚原監督の演出の仕方がすごくやりやすくて。どこまでも深掘りしてくださるので、『そういう視点もあるんだ』と思いますし、だからこそあのシーンが生まれたんだと思っています」

横浜流星との信頼が支えた、第2話ラストの緊迫シーン

――横浜さんとは久々の共演となりますが、どんな印象を持っていますか?

「横浜さんとはご縁ですよね。小学生の頃からお仕事をご一緒していた仲なので。共演は久しぶりなんですけど、いろいろな場所でさまざまな経験をされていて、すごく背中がたくましくなっていました。

 以前から、こちらが全力で走っていったとしても全力で受け止めてくれますし、何をしても心地良い感覚でちゃんと返してくださる役者さんなので、そこへの信頼があります」

――第2話ラストのシーンでは、横浜さんに助けられた部分もあったのでしょうか?

「初対面の方と、田畠と小駒として第2話のラストシーンを演じるのは、少し難しかったのではないかと思います。横浜さんだったからこそ、とても信頼してできましたし、それによって化学変化みたいなものが起きたなと思います」

――最後に、第2話をご覧になった視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

「第2話では、私が演じる田畠と、中村アンさんが演じる亜矢さんの言っていることが違って、全く違う側面が見えてきました。表ではそういうふうに見えているけど、裏ではこういうことが動いている、ということがパズルのようにどんどん展開していきます。そうした一つひとつの情報を楽しみながら、最後まで見届けていただきたいです」

次のページへ (2/2)
1 2
あなたの“気になる”を教えてください