「音楽人だと米津とか…」三代目JSB・OMIが明かした意外な交友関係と刺激を受ける理由

三代目 J SOUL BROTHERSのボーカル・OMIは、「15、16年前のボーイグループ市場って色で例えると3色くらいしかないような時代だった」と言った。2回に分けたOMIインタビュー企画。グループの未来などを聞いた「前編」に続き、「後編」では自身の会社設立、プライベートの交友関係、ブームとの向き合い方、ボーイズグループ戦国時代への見解などを聞いた。

プライベートの交友関係などを明かした三代目 J SOUL BROTHERSのOMI【写真:舛元清香】
プライベートの交友関係などを明かした三代目 J SOUL BROTHERSのOMI【写真:舛元清香】

インタビュー「後編」

 三代目 J SOUL BROTHERSのボーカル・OMIは、「15、16年前のボーイグループ市場って色で例えると3色くらいしかないような時代だった」と言った。2回に分けたOMIインタビュー企画。グループの未来などを聞いた「前編」に続き、「後編」では自身の会社設立、プライベートの交友関係、ブームとの向き合い方、ボーイズグループ戦国時代への見解などを聞いた。(取材・文=近藤加奈子)

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――OMIさんは今年の3月に株式会社CDL entertainmentを設立し、代表取締役CEOに就任しています。起業の理由を教えてください。

「来年でソロデビュー10周年になるのですが、当初から自分のエンタメを作る場所が欲しいと考えていました。僕の考えているビジョンってLDHという箱の中だけだと表現しきれない部分もあり、『もっとこうできたら良いのに』とか『表現者としてエゴも出していきたい』と思っていました。『ソロデビューしたからどうぞ』って簡単に起業できる環境ではなかったし、ソロでの結果も出さなければみんなも納得しない。言うのはタダだけど、実力が伴わないと土俵にも上がれないと思っていたので、ソロでのキャリアを積んでいました」

――OMIさんの起業の夢は、(LDH代表の)HIROさんもご存知だったのでしょうか。

「話はしていましたし、HIROさんからも『そうなった方が良い』と言われていました。HIROさんの考えって、良い意味で送り出してくれるというか、自分の場所を作って代表としてやっていくのを望まれていると思うんです。結果、LDHの中では僕がその第1号になりました」

――OMIさんは交友関係が広いイメージですが、事務所関係なくプライベートで仲が良いのはどなたですか。

「友達の定義がどこからかによるとは思うんですが、プライベートでしょっちゅう一緒に食事に行く、会って一緒に過ごすのが友達だとしたら、音楽人だと米津(玄師)とかBAD HOPのYZERRとかですかね」

――米津さんとの交流は意外です。

「音楽のジャンルが違うから『どこで接するんだろう?』って感じですよね(笑)。でも、アーティスト同士って共通点がたくさんあるんです。米津もYZERRも自分より年下ですが、すごく素敵な思考を持っているし、話していて勉強になることだらけなんですよ。キャリアは僕の方が先輩になりますが、自分が先輩と思ったこともないから常に刺激をもらえています。友達という言い方が正しいのかは分からないですが、ずっと尊敬しています」

今後、評価されるボーイズグループの条件も語ったOMI【写真:舛元清香】
今後、評価されるボーイズグループの条件も語ったOMI【写真:舛元清香】

互いにサッカー好き「音楽の話ばかりでは」

――米津さんとは家で楽しまれるんですか。

「それもありました(笑)。お互いにサッカーが好きで共通の話をすることが多いです。ずっと真面目に音楽の話ばかりしているわけではないですよ(笑)」

――現在は多くのボーイズグループが切磋琢磨している時代です。この状況をどう感じていますか。

「『大変そうだな』と思う反面、『良い時代だな』と思います。僕らがデビューした15、6年前のボーイグループ市場って色で例えると3色くらいしかないような時代だったんですよ。今みたいに色とりどりじゃないし、それが日本のエンタメだと思っていました。けど、今はSNSの発達でみんなが良いものを『良い』と評価できる時代になりました。これから精査されていく時代に突入する。それも容易に想像できます。それがより顕著に出てくるのは、これから先5年後くらいなのかなと感じています」

――音楽業界のブームとの向き合い方についてどうお考えですか。

「ブームを作ってしまうと、間違いなくそこから下降する時期がやって来ます。それは僕らも例外ではなく、16年やってきて当然ピークからは下がっていっています。でも、その下がり方は比較的緩やかだと思います。僕らは毎回ミリオン突破したり、MVが1億回再生突破しているわけでもないけれど、今でもドームツアーができるアーティストでいられる。それは、ファンの皆さんと信頼関係や絆をちゃんと築きつつ、アーティストとしてトライアンドエラーを繰り返しながら、自分たちなりに進化した姿をお見せできているからかなと」

――今後、評価されるボーイズグループとは。

「トライを繰り返し、勇気を持って何かを捨て、新しいものを生み出していった人たちが評価されていく時代になるのかなと。この先の5年後くらいのエンタメ界を想像しています」

――未来を見据えているんですね。

「絶対そうなると思いますよ。過去の歴史を振り返ると、1度増え続けたものってそうなるじゃないですか。今は誰でもできる時代になったし、ボーイズグループの数はさらに増え続けると思います」

□OMI(おみ) 1987年3月12日、東京都生まれ。2010年11月、三代目 J SOUL BROTHERSのボーカルとしてシングル『Best Friend’s Girl』でデビュー。17年7月、デジタルシングル『WASTED LOVE』で、HIROOMI TOSAKA名義によるソロプロジェクトを開始し、21年7月、ソロアーティスト名義をOMIに改名。26年12月19日、20日に兵庫・GLION ARENA KOBEで単独ライブ「OMI MOON NIGHT 2026 “O to 3” ~今年もお世話になりました!!大忘年会SPECIAL~」を開催予定。血液型A。

※OMIのOは、正しくはスラッシュ入り。

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