三代目JSB OMI「ずっとステージに立てるとは思っていない」 グループの未来とメンバーへの本音「あの時代で良かった」
「ずっとステージの上に立ち続けられるとは誰も思っていません」。三代目 J SOUL BROTHERSのボーカル・OMIはそう言った。ミステリアスな雰囲気と、ステージを降りた時に見せる親しみやすさ。そのギャップでファンを魅了してきたボーカルに、今月21日にリリースしたアルバム『24/7 ~JSB FOREVER~』への思いを含め、話を聞いた。2回に分けたOMIインタビュー企画「前編」のメインテーマは、「ブレイク時の心境とグループの未来」。

インタビュー「前編」
「ずっとステージの上に立ち続けられるとは誰も思っていません」。三代目 J SOUL BROTHERSのボーカル・OMIはそう言った。ミステリアスな雰囲気と、ステージを降りた時に見せる親しみやすさ。そのギャップでファンを魅了してきたボーカルに、今月21日にリリースしたアルバム『24/7 ~JSB FOREVER~』への思いを含め、話を聞いた。2回に分けたOMIインタビュー企画「前編」のメインテーマは、「ブレイク時の心境とグループの未来」。(取材・文=近藤加奈子)
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◇ ◇ ◇
――『24/7 ~JSB FOREVER~』はグループ初のキュレーションアルバムです。どのような経緯で制作されたのでしょうか。
「今年は15周年イヤーだったのと、前回の節目の10周年イヤーはベストアルバムをリリースしていたこともあり、前回とは違う形でこれまでの軌跡をたどるような作品を出したい。そう思ったのがきっかけです。いろいろ模索した結果、僕らのファンは長く応援してくれている方が多いので、『僕らの曲をこういうタイミングで聴くのはどうでしょうか?』と膨大な曲の中から再構築し、提案するコンセプト性の高い内容に決まりました」
――活動歴は16年。一番うれしかったことは。
「夢が叶った瞬間はたくさんあるのですが、メンバー変わることなく7人で15周年イヤーを迎えられて、なおかつ、グランドフィナーレとして10月31日、11月1日の両日に大阪・ヤンマースタジアム長居でのライブが控えている。この状況が一番幸せなんじゃないかと思います」
――ヤンマースタジアム長居でのライブが、15周年イヤーのグランドフィナーレとのことですね。
「はい。そこで15周年イヤーの活動は終わりです。その先は16周年に突入していくので」
――この先も三代目 J SOUL BROTHERSとしてのプランはあるということですか。
「そうですね」
――では、OMIさんも三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーでい続けるということすね。
「アーティストとしてフィジカル的な限界値は当然あるし、ずっとステージの上に立ち続けられるとは誰も思っていません。時間とともに三代目 J SOUL BROTHERSが姿形を変えていく様を僕らは常に話し合っているんです。この先、来る変化は絶対あると思うけれど、そういったことも恐れずに変わっていく勇気をみんなが持っています。なので、三代目 J SOUL BROTHERSがなくなることはないんじゃないでしょうか」
――7人のうち誰かが欠けることはあるとお考えですか。
「ないと思います」
――10年、20年先のメンバーの姿は想像できますか。
「できますね。あまりみんな変わっていないと思います。今からすごく変わることもほぼないというか。僕は今年に入って、CDL entertainmentという自分の会社を立ち上げたんですが、メンバーも10年くらい前から僕のやりたいことを周知していました。もちろん、他のメンバーがやりたいことも把握しています。10年先を考えないで活動しているメンバーはいないと思うし、『10年後、こうなっていたいから今こうしているんだろうな』と逆算しながらメンバーを見ています」
――常にお互いの状況を共有し合っている。家族のような関係ですね。
「そうですね。でも、僕らはメンバーの半数が40歳以上の大人のグループなので、それはある意味普通というか(笑)。けど、20代の活動をスタートさせた当初は全然フワフワしていましたし、将来どうなっていたいかとは想像できませんでした。これまでの活動を振り返ると、叶えられなかったことを探すのが難しいくらい。幸せなアーティスト人生だったなと思います」

12年前に大ブレイク「苦悩の方が多かった」
――2014年リリースの『R.Y.U.S.E.I.』で大ブレイクを果たしましたが、今、当時のことをどう思いますか。
「『あの時代で良かったな』『今じゃなくて良かったな』と思います。約10年前って今とSNSも音楽の聴き方も違うじゃないですか。今の時代って。特に音楽の聴き方が発達したこの数年は1か月単位で流行りも変わりますから。仮にあの時、自分たちが今の時代にボンと跳ねて注目されてもその先の10年、15年と精力的に活動していくのは難しかったんじゃないかな」
――その他に「良かった」こととは。
「『R.Y.U.S.E.I.』のヒットだけに終わらせず、ずっとチャレンジを続けていたのが良かったのかな。一つの分かりやすい成功例を作ると、その繰り返しを行う人が多いと思いますが、僕らはいろんなライブや楽曲をやって幅を広げていったし、それに対してリアクションしてくれる人も多かったのも運が良かったです。それに当時を考えると、全然浮かれてなかったですね。『次、どうしよう。このままじゃダメだよな』って苦悩の方が多かったです」
――OMIさんにとって三代目 J SOUL BROTHERSとは。
「人生の約半分を過ごした青春でもありつつ、『きっとこの先もそうなんだろうな』みたいな存在なのかなと思います。消えることはないものというか」
――あらためてうかがいます。三代目 J SOUL BROTHERSは永遠ですか。
「だと思います」
――ずっと、7人でステージに立つということですね。
「ケガをしなければ(笑)」
□OMI(おみ) 1987年3月12日、東京都生まれ。2010年11月、三代目 J SOUL BROTHERSのボーカルとしてシングル『Best Friend’s Girl』でデビュー。17年7月、デジタルシングル『WASTED LOVE』でHIROOMI TOSAKA名義でソロプロジェクトを開始し、21年7月、ソロアーティスト名義をOMIに改名。今年12月19日、20日に兵庫・GLION ARENA KOBEにて単独ライブ「OMI MOON NIGHT 2026 “O to 3” ~今年もお世話になりました!!大忘年会SPECIAL?」を開催予定。血液型A。
※OMIのOは、正しくはスラッシュ入りです。
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