鬼滅、全世界興行収入でも20年度のトップ5入りへ 米メディア脱帽「圧倒的」
映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、日本国内で8日までの24日間での興行収入204億8361万1650円、観客動員1537万3943人をそれぞれ記録。204億円突破で、早くも歴代興行収入5位に名を連ねた。300億円超を視界に収めているメガヒット作を米メディアは「圧倒的スマッシュヒット」と絶賛。国際興行収入でも年間トップ5入りの偉業になると伝えている。
コロナ禍でのヒットに脱帽「今週もまたアジアにけん引されている」
映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、日本国内で8日までの24日間での興行収入204億8361万1650円、観客動員1537万3943人をそれぞれ記録。204億円突破で、早くも歴代興行収入5位に名を連ねた。300億円超を視界に収めているメガヒット作を米メディアは「圧倒的スマッシュヒット」と絶賛。国際興行収入でも年間トップ5入りの偉業になると伝えている。
「デーモン・スレイヤーが日本国内で2億ドル(約207億円)に迫る。テネットは全世界で3億5000万ドル(約362億円)を突破する」と見出しで、今週の国際興行収入を特集したのは米エンタメメディア「デッドライン」だった。
海外では「デーモン・スレイヤー」として人気を博す鬼滅の刃。記事では新型コロナウイルスの感染拡大で、海外のスクリーンが苦境に直面する中、躍進を続ける人気アニメに注目している。
「欧州主要国の大半の劇場は、新型コロナの影響で休業の第二波に対処しており、国際興行収入は今週もまたアジアにけん引されている。そして、この状況は当分の間続くことになる」と記事では分析。世界的な苦境に立つ映画界をリードしているのは鬼滅の刃だとした。
「日本の圧倒的スマッシュヒット、劇場版『鬼滅の刃』無限列車は公開4週後に総額2億ドルに突き進んでいる」と高く評価した上で、「我々の聞くところによると、このアニメの映画化作品は2020年の国際興行収入でトップ5に足を踏み入れた」と偉業を伝えている。
2億ドルで20年の全世界興行収入トップ5に迫ろうとしている鬼滅ブーム。米メディアからの注目度も高まりを見せている。