劇場版ヒット「鬼滅の刃」、海外メディアが国際的人気を評価「人間と鬼による悲しい物語」
公開中の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の勢いは、世界にも拡大している。10月30日から上映が始まった台湾では、初日3日間の興行収入が1.17億台湾ドル(約4.3億円)、累計動員数約47万人をマークした。台湾におけるアニメ映画の初動興行収入歴代1位となったが、香港メディアも鬼滅ブームに注目している。
記録的大ヒットを香港紙が特集
公開中の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の勢いは、世界にも拡大している。10月30日から上映が始まった台湾では、初日3日間の興行収入が1.17億台湾ドル(約4.3億円)、累計動員数約47万人をマークした。台湾におけるアニメ映画の初動興行収入歴代1位となったが、香港メディアも鬼滅ブームに注目している。
「鬼滅の刃が『千と千尋の神隠し』の記録に挑み、日本史上最高の興行収入映画となる」と特集したのは、香港紙「ヒンカ日報」だった。
特集では昨年のアニメ化とともに国際的な注目度を高めている人気ぶりを分析。「鬼滅の刃は人間と鬼による悲しい物語として人気を誇る。スリリングな刀による戦闘シーンと愉快なシーンが散りばめられる、その人気は日本だけではなく、国際的なアニメファンを熱狂に導いている」と指摘している。
また、日本と台湾で劇場版が公開後、衝撃的な興行収入を上げているデータを紹介。そして、「308億円を売り上げた宮崎駿の傑作『千と千尋の神隠し』に挑戦することが予想される。日本の映画史上興行収入だ」と絶賛している。
台湾で鬼滅ブームが爆発する中、香港メディアも熱い視線を送っている。