乃木坂46川﨑桜&小川彩が明かす『野球少女鷲尾』撮影秘話 裏テーマは「彩をいかにびっくりさせられるか」

乃木坂46の5期生・川﨑桜と小川彩が、ショートドラマアプリ・FOD SHORTで配信中のドラマ『野球少女鷲尾』に出演している。同作は、乃木坂46の卒業生で3期生の久保史緒里(2025年11月卒業)がパーソナリティーを務めていたニッポン放送『乃木坂46のオールナイトニッポン』から生まれたキャラクター・鷲尾史保を主人公にした物語。2人はどのように撮影に臨んだのか。役づくりや撮影の裏側を聞いた。

インタビューに応じた乃木坂46の川﨑桜と小川彩(左から)【写真:増田美咲】
インタビューに応じた乃木坂46の川﨑桜と小川彩(左から)【写真:増田美咲】

先輩・久保史緒里への思い「久保さんをイメージしながら演じました」

 乃木坂46の5期生・川﨑桜と小川彩が、ショートドラマアプリ・FOD SHORTで配信中のドラマ『野球少女鷲尾』に出演している。同作は、乃木坂46の卒業生で3期生の久保史緒里(2025年11月卒業)がパーソナリティーを務めていたニッポン放送『乃木坂46のオールナイトニッポン』から生まれたキャラクター・鷲尾史保を主人公にした物語。2人はどのように撮影に臨んだのか。役づくりや撮影の裏側を聞いた。(取材・文=堀タツヤ)

――まず、川﨑さんが演じた鷲尾史保について聞かせてください。どのような人物だと思って演じましたか。

川﨑「とても不器用な女の子だと思いました。過去のトラウマから、自分の好きなことを周りに言えないんです。だから、野球が好きなことを隠しているつもりなのに、グッズをたくさん持っていて、周りの人からは、絶対好きだなと分かる。そういう隠しきれない不器用さがとても愛おしくて。誰かに気付いてほしいという気持ちがどこかにあるところも、愛おしいなと思いながら演じていました」

――久保さんが育ててきたキャラクターを演じることに対しては、プレッシャーもありましたか。

川﨑「お話をいただいた時から、『乃木坂46のオールナイトニッポン』の生放送まで、ずっと緊張していました(※6月10日の放送で川﨑、小川が生出演して本作の出演を発表した)。久保さんが育ててきた鷲尾が大切なものだと分かっているからこそ、自分が演じていいのかというプレッシャーは、とてもあったんです。でも、久保さんが野球のことになると、熱が入って早口になる姿が大好きだったので、リスペクトを込めて、久保さんをイメージしながら演じました」

――劇中では、鷲尾が野球用語を交えながら、早口でまくしたてるシーンがたくさんありますね。

川﨑「そうなんです。空き時間にはとにかくセリフの練習をしていました。体に染み込むまで、回数を重ねることが一番だと思ったんです。ライブの待機中でも、時間さえあれば練習していて、みんなに『何しゃべってるの?』と言われていました(笑)」

――小川さんは、鷲尾と同じスポーツバーで働く金森凜を演じます。

小川「私が演じる金森凜は、冷静で基本的にはツッコミ役というか。鷲尾さんは、本人には自覚がありませんが、ずっとボケている感じなので、それにツッコんでいくのが金森です。その日常会話が、2人にとっては楽しいんだろうなと思っていました。金森は一見、普通の女の子に見えますが、内に秘めているものがとても熱くて。そういう内側から出てくる思いを表現できたらいいなと思っていました」

インタビューに応じた小川彩【写真:増田美咲】
インタビューに応じた小川彩【写真:増田美咲】

監督から小川への“イジり”ワード「私どんくさいので」

――金森が自分のことを「私どんくさいので」と言うセリフが何回かありましたが、あれは『乃木坂工事中』などでの小川さんの姿を見た監督からの“イジり”だったのでしょうか。

小川「撮影中は、普通にセリフとして話していて、特に何も思いませんでした。でも、完成した映像を見たら、『私、めっちゃどんくさいアピールしてるじゃん!』と思って(笑)。振り返ると、あれは平野眞監督からのイジりでもあったのかなと考えちゃいました」

――川﨑さんと出演された『乃木坂46のオールナイトニッポン』でも話題に出ていましたが、撮影に使うパフェをひっくり返してしまったとか。

小川「そうなんです。ほかにもミックスナッツをこぼしてしまって。だから、“どんくさい”ということは否定できないかもしれません(笑)。でも、そういうところを皆さんが笑ってくださったので、とても温かい現場でした」

インタビューに応じた川﨑桜【写真:増田美咲】
インタビューに応じた川﨑桜【写真:増田美咲】

――劇中では、乃木坂46の振り付けなども散りばめられているそうですが、例えばどんなものがあるんですか。

川﨑「あるシーンで、私がセンターを務める『17分間』の振り付けをしているのですが、ファンの方には絶対に気付いてもらえるくらい踊っています(笑)」

小川「踊っていたよね。ほかにも私たちのレギュラー番組『乃木坂工事中』の印象的な場面が入っています。もともと台本に書いてあったわけではなくて、本番で『ここでやってみる?』と話し合う感じで、どんどん追加されていったんです」

川﨑「振り付け以外も含めたら、本当にたくさんあるよね。監督も提案してくださったし、私自身も、ひらめいたものは提案していました」

小川「私は、本番でさくたん(川﨑の愛称)が急にやってきたものに対して、『え、何それ!』と戸惑ったものもあって」

川﨑「鷲尾が変わっている女の子の役なので、彩をいかにびっくりさせられるかというのも、1つのテーマとしてやっていたんです。だから、本番まで彩には秘密にしていたこともありました(笑)」

小川「そういう時の私の反応は、心からのリアクションなんです(笑)。乃木坂46を好きな人が見たら『分かる!』というポイントが本当にたくさん散りばめられているので、何回も見ていただけたらうれしいです」

□川﨑桜(かわさき・さくら)2003年4月17日、神奈川県生まれ。22年に乃木坂46の5期生として加入。愛称は「さくたん」。NHK AM『らじらー!サンデー』の奇数週レギュラーMCを務めている。26年4月には初のソロ写真集『エチュード』(新潮社)を発売。

□小川彩(おがわ・あや)2007年6月27日、千葉県生まれ。22年に乃木坂46の5期生として加入。愛称は「あーや」。25年4月期放送のフジテレビ系『波うららかに、めおと日和』で地上波ドラマ初出演。同年8月公開の縦型ショートドラマ『奏のララ』ではヒロインを務めた。BAYFM『乃木坂46 小川彩のbaby baby maybe』でパーソナリティーを務めている。

次のページへ (2/2) 【写真】乃木坂46川﨑桜&小川彩の撮り下ろし別カット
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