WEST.小瀧望、初の極悪人役で新境地「とても刺激的」 本音も吐露「たまに心が痛むことはあります」
WEST.の小瀧望が7日、都内で行われた舞台、PARCO PRODUCE 2026『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』(8日開幕)の開幕前会見に共演する音月桂、安井順平、梅沢昌代、演出の藤田俊太郎氏と共に出席。初挑戦となる極悪人役への思いや作品の魅力を語った。

PARCO PRODUCE 2026『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』が8日開幕
WEST.の小瀧望が7日、都内で行われた舞台、PARCO PRODUCE 2026『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』(8日開幕)の開幕前会見に共演する音月桂、安井順平、梅沢昌代、演出の藤田俊太郎氏と共に出席。初挑戦となる極悪人役への思いや作品の魅力を語った。
同舞台は、2022年に『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)を通じて発見された、井上ひさしさんが24歳だった1959年に執筆した未上演戯曲を初めて舞台化。東北の民話『馬喰八十八』をベースに、自らの弁舌と才覚だけを武器に、閉鎖的なムラ社会をかき乱していく主人公・太郎の姿を描く。
小瀧が演じる太郎は、自らの利益だけを追い求め、村人たちを翻弄(ほんろう)していく極悪人。小瀧にとっては井上作品への初出演であり、自身初となる本格的な悪役への挑戦となる。
初めての極悪人を演じる小瀧は「最後に実は悪かったんだ、という役はありますが、最初から最後まで徹底的に自分のことしか考えていない役は初めてなので、とても刺激的で、日々楽しみながらやっています」と心境を明かし、「たまに心が痛むことはあります。母とのシーンとかは。初めてのことに挑戦するのは怖かったりしますが、今回は本当にプロフェッショナルなスタッフの方々、本当に素晴らしいキャストの皆さんに支えられているので、何も怖がらずに捉えています」と笑顔を見せていた。
また、井上作品については「若い頃の荒々しさみたいなものが残っていて、この時代の言葉もあれば、現代っぽい言葉もあって、それが入り混じっているので、役者たちは本当に悩まされて苦しみました」と戸惑いもあったというが、「『何を描きたかったのか』ということもテーブルワークから皆さんで始めて、役者同士で『こうなんじゃないか』『ああなんじゃないか』と意見を出し合って、なんとか井上先生に食らいついていきました」と稽古を振り返った。
さらに、「一人で読んでいる時より役者の皆さんが息を吹き込む方が『こんなにもこの作品はコメディーなんだ』と感じました。悲惨なシーンもありますが、軽快な皆さんの会話を滑稽に楽しんでいただけたらと思います」と見どころをアピール。「藤田さんは『最初からこうです』という提示じゃなくて、役者に自由にやらせてくださる方で、自分の太郎の部分を引き出してくださる方なので、いろんなことに挑戦できて楽しかったです」と手応えをつかんでいる様子だった。
開幕を前に「井上さんの幻の戯曲に挑むことができて、本当に幸せですし、光栄に思っています」と作品への思いを語り、「『何かを受け取らなければいけない』とか、『どういうメッセージが込められているのか』と難しく考えるのではなく、登場人物たちの会話や、時には言葉を失うような出来事を体感していただけたらうれしいです」とメッセージを送った。
PARCO PRODUCE 2026『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』は、7月8~28日(10・15・21日は休演)まで東京・PARCO劇場で上演。その後、8月6~12日まで大阪・SkyシアターMBSで上演される。
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