声優・神尾晋一郎、“打ち切り番組”の人気企画が復活 W杯情報を遮断…“観戦禁止実況ライブ”
声優の神尾晋一郎が21日、東京・台東区の「雷5656会館 ときわホール」で『神尾晋一郎のサクラバシ919 観戦禁止実況ライブ』を開催した。同イベントは、ラジオ大阪『サクラバシ919』で2025年3月末まで放送されていた『神尾晋一郎のサクラバシ919』による初の単独イベント。番組がスタートした22年から始まった大人気企画『観戦禁止実況ライブ』が一夜限りで復活した。

25年に終了したラジオ番組の名物企画がイベントで復活
声優の神尾晋一郎が21日、東京・台東区の「雷5656会館 ときわホール」で『神尾晋一郎のサクラバシ919 観戦禁止実況ライブ』を開催した。同イベントは、ラジオ大阪『サクラバシ919』で2025年3月末まで放送されていた『神尾晋一郎のサクラバシ919』による初の単独イベント。番組がスタートした22年から始まった大人気企画『観戦禁止実況ライブ』が一夜限りで復活した。
『観戦禁止実況ライブ』とは、神尾がサッカーの国際試合を見ないまま、スタッフから渡された原稿を“実況風”に読み上げるもので、良質な声による実況とその場で初めて結果を知った時の新鮮なリアクションが楽しめることから、リスナーから大きな反響を呼んだ名物企画だった。
今回は、11日から開幕した「FIFAワールドカップ2026」の日本代表戦を一切見ずに数日間過ごし、当日ステージ上で手渡された速報原稿をその場で初見実況するという内容。公式サイトでは、神尾だけでなく、リスナーも15日の対オランダ戦と、イベント直前に行われた21日の対チュニジア戦の結果を耳にしないよう呼びかけられていた。
緞(どん)帳が上がり登場した神尾は、「終了した番組にもかかわらず、謎のモチベーションで開催が強行されましたよ……なんなんですかこのイベントは! 意味が分かんないですけど」と復活開催に驚きの声をあげた。
同イベントでは、試合を見ていない神尾が“実況”前に試合結果を予想。ステージにはリスナーが持参した石がたくさん入ったバケツが置いてあり、もし神尾の予想が当たれば「リスナーが石を持ち帰る」、外れれば「神尾が全て持ち帰る」というシュールなルールも設定された。
神尾は「今日の企画はこの石を巡る、俺とおまえらの戦いです」と語り、「(予想を)当てにいくために結構攻めたつもり。だから俺を困らせようと石を思って持ってきた人、かわいそうにね(笑)。持ち帰ることになりますから!」と強気発言でリスナーをあおった。するとリスナーからは、「あなたが賭けに勝つなんて、スタッフに微塵も思われてないんです。イベント終わるまでに石持って帰る心構えしとけよ、てめぇ!」といった強気のメールが届き、神尾とリスナーの謎の戦いも白熱した。
実況に入る前の神尾は、数日間にわたる徹底した“サッカー情報遮断”の苦労を告白。声優のアフレコ現場では、先輩や共演者がサッカー関連の話をし始めたら距離をとり、「SNSも見られず、マネジャーに検索画面をガイドしてもらうほど徹底した」という。客席には、神尾と同様にこの日のために結果を遮断してきた“運命共同体”のリスナーたちも集結し、会場は異様な緊張感に包まれた。一方、しっかりと試合を見てきたリスナーも参戦しており、神尾は「どういう感情で来たぁ?」と毒づいた。
実況パートが始まると、神尾は声優としての本領を発揮。映像が一切ない中、スタッフから渡されるテキストを頼りに、ピッチの様子を熱く描写。「脳内スロー映像」と称したスローモーション実況や、解説の本田圭佑氏のモノマネを織り交ぜるなど、その臨場感に会場は一気に引き込まれた。対オランダ戦、対チュニジア戦と続いた実況。日本代表がゴールを決めるたび、本来なら喜ぶべきシーンで、会場からは「石を持ち帰りたくない」というリスナーたちの苦渋の入り混じった歓声が上がるという、滑稽な光景が広がった。
合間には、リスナーからのリアクション紹介コーナーも。神尾と同じく情報遮断に挑んだリスナーからの報告が続々届いた。「サッカー部の顧問なのに有休を使ってまで情報を遮断しようとしたが、教頭先生と生徒の会話でバレた」という中学校教師や、「ニュースを見なさすぎて、自分が住んでいる地域が梅雨入りしたことすら知らなかった」という猛者も。さらには「ロック画面の通知で全てが台無しになった」という悲劇の報告に、神尾は爆笑しながらも「ありがとうね、バカだなあ」と笑顔で愛のあるツッコミを連発した。
オランダ戦が2-2での引き分け、そしてチュニジア戦が4-0という日本の快勝で終わるという神尾の予想が的中。神尾は「こんなに気持ちいいエンディングがあるか!」と狂喜乱舞した。一方で、賭けに負けたリスナーたちには、出口に置かれたバケツから「石を拾って帰る」というペナルティーが課せられた。神尾は「帰り道、重い石を持って苦しめばいいんだ!」と高らかに勝利宣言し、会場を笑いの渦に叩き込んだ。
エンディングでは、実況により喉の調子が「10段階中10」の限界に近いことを明かしつつ、「打ち切り終了した番組、これ何回も言いたくないんだけど(笑)、打ち切り終了したこの番組を愛してくださって、終わってからも特番も聴いてくださって。すてきな方たちが集まっていただいてありがとうございました」と感謝。「番組は終了してしまったけれど、こうしてまた集まって、生で声の圧を感じてもらえるのは声優冥利に尽きます。みんなの愛のある不平不満、全部ひっくるめて楽しかった! またお会いしましょう!」と笑顔を見せた。
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