5歳差以上の離婚率は約33%… 配偶者の「年収の低さ」も離婚の原因に

「離婚弁護士ナビ」が、離婚経験のある20~60代の男女200人を対象にアンケートを実施。アンケート結果をもとに、「配偶者との年齢差」、「離婚の有無」、「年齢差による離婚原因」などを発表した。

年の差で生じる離婚原因は「性格の不一致」(写真はイメージ)【写真:写真AC】
年の差で生じる離婚原因は「性格の不一致」(写真はイメージ)【写真:写真AC】

年の差「5歳未満」と比べて約2倍の離婚率

「離婚弁護士ナビ」が、離婚経験のある20~60代の男女200人を対象にアンケートを実施。アンケート結果をもとに、「配偶者との年齢差」、「離婚の有無」、「年齢差による離婚原因」などを発表した。

 同調査では、年の差が5歳以上になると離婚率が上昇傾向にある一方で、10歳以上離れると低下することが判明。また、年の差が5歳以上、5歳未満それぞれの離婚率を比較すると、5歳以上が33.3%、5歳未満が15.2%と、約2倍の差があることも分かった。

 年の差5歳以上の夫婦に離婚原因を尋ねたところ、最も多い回答は「性格の不一致」。ただし飛び抜けて多いわけではなく、「浮気・不倫」や「浪費癖」などの回答も多数で、そのほかにも「モラハラ」「DV」「親族との関係性」「セックスレス」「家族を省みない」「年収が低い」などの回答もあり、夫婦によって離婚原因はさまざまだ。

 年の差があることによって、お互いの価値観や性格などにズレが生じて衝突が起きやすく、最終的に離婚に至ってしまうことも。自分の考えを押し通すのではなく、相手を受け入れる寛容さを持つことが夫婦円満のポイントと言えるだろう。

次のページへ (2/2) 【グラフ】配偶者との年齢差 “離婚率”が低い「年齢差」は?
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