青木真也、松井珠理奈の質問に「遊びじゃないからさ」 鋭いコメントに緊張感走る

格闘家の青木真也が8日、都内で行われた格闘技イベント「Road to ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT」の直前会見に登壇した。

ONE会見に登壇した青木真也【写真:ENCOUNT編集部】
ONE会見に登壇した青木真也【写真:ENCOUNT編集部】

9・10渋谷O-EAST “レスリングモンスター”江藤公洋と対戦

 格闘家の青木真也が8日、都内で行われた格闘技イベント「Road to ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT」の直前会見に登壇した。

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 元ONE世界ライト級王者の青木は、昨年10月のONE両国国技館大会以来、約11か月ぶりの総合格闘技戦(4月にグラップリングマッチには出場)。10日に開催される渋谷O-EAST大会のメインイベントで、“レスリングモンスター”の異名を持つ江藤公洋と対戦する。

 2日後の決戦へ向け江藤が、「青木選手という強い選手とやらせてもらうので、いい試合をするために準備をしてきたのではなく、勝つために準備をしてきました。当日それを見せられればと思っています」と意気込みを語ったのに対し、青木は「よろしく。終わり」とだけコメント。

 大会の特別ゲスト・松井珠理奈が、「今大会のテーマ、どんな青木真也を見せたいですか?」と質問すると、青木は「遊びじゃないからさ。これ(格闘技)で飯食って15年かな、お前らオレに何か言葉を発せれるやついるのか。青木真也って名前出せるやついるのか。誰もいねぇよ。勘違いすんなよって感じかな」と鋭いコメント。会見場に緊張感が走った。

 今大会は「ABEMA」格闘チャンネルで生中継される。格闘技のファンではない世間一般とはどう向き合っていくのか、記者に問われると、「何を伝えたいかと言うと、僕の場合は単純に“生きろ”というメッセージ。お前はどうこの世の中と組み合って、ケンカして、どう生きていくんだっていうメッセージを伝えたいですよね。伝えたいものがない格闘技なんて、何の価値もないからさ」と青木節をサク裂させた。

 さらに、「ヒーローになりたいなんて思ってない。僕の場合、世の中からあぶれた人間だったり、うまくやっていけない人間、転がっているやつらの希望でありたいと思ってます。だから、順風満帆の人は見なくていいです」と言い切った。

「Road to ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT」では、青木VS江藤のほか、猿田洋祐VS内藤のび太、今成正和VS根津優太などの試合が行われる。

次のページへ (2/2) 【写真】試合への意気込みを語った江藤公洋
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