「コロナチャレンジ」でトイレ舐め、陽性反応?米国の若者がとった愚かな行動をNY紙が特集

新型コロナ陽性反応が出たと自称した「LARZ」【写真:インスタグラム(@larz)より】
新型コロナ陽性反応が出たと自称した「LARZ」【写真:インスタグラム(@larz)より】

米国では一部の若者たちによって「#CoronaChallenge」なる悪ふざけ動画が投稿されている

 日本でも様々な悪ふざけを面白おかしく行いSNSに投稿する“バカッター”などが話題となったが、それは米国でも同様のようだ。TikTokなどでインフルエンサーとして知られるカリフォルニア州在住の「LARZ」が新型コロナウイルスをネタにした「#CoronaChallenge」でトイレの便器を舐める悪ふざけ動画を投稿した数日後に陽性反応を示したようだ。複数の米メディアが報じている。

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 米国では再生回数を伸ばしたい一部のインフルエンサーと呼ばれる若者たちが「#CoronaChallenge」のハッシュタグで不特定多数が利用するトイレの便器を舐めるなど、悪ふざけ動画を投稿し問題となっていた。

 米紙「ニューヨーク・ポスト」は「LARZ」の名で知られるインフルエンサーが自身のSNSで「コロナウイルスチャレンジ」と題し公共のトイレの便器を舌で舐める様子を動画で投稿。そのわずか2日後に陽性反応を示したと報じている。

 記事内では「私はコロナウイルスのテストで陽性反応を示した」と「LARZ」が自身のツイッターに投稿したことを紹介。彼のツイッターアカウントは現在は凍結されている。またインスタグラムでは病室の一室で撮られたと見られる動画を投稿し「コロナウイルスと診断されました」と報告している。

 もちろんこの一連の流れが再生回数を伸ばすために行われた“自作自演”の可能性も捨てきれない。同紙も「Larzの見かけ上の感染症が人の注目を集めるためのものであるかは定かではない」と疑問を投げかけている。

 この一連の流れが“自作自演”にせよ、迷惑極まりない行為であることには違いない。再生回数に“振り回される”若者たちがこれ以上、新型コロナウイルスを逆手にとった悪ふざけ動画を投稿しないことを願いたい。

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