女優の本田翼が4日、都内で行われた「劇場版ラジエーションハウス」（4月29日公開、鈴木雅之監督）の完成披露舞台あいさつに、主演の窪田正孝、共演の広瀬アリス、山口紗弥加、遠藤憲一、浜野謙太、矢野聖人、鈴木伸之、八嶋智人、和久井映見、メガホンをとった鈴木監督とともに登壇した。

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　2019年4月期、21年10月期にフジテレビ月曜午後9時枠で放送された人気ドラマを映画化。集英社「グランドジャンプ」にて連載中の人気原作をドラマ化した本作は、診療放射線技師と放射線科医という裏方の活躍に焦点をあてた新たな医療エンターテインメントとして多くのドラマファンを魅了した。

　同舞台あいさつの前に行われる予定だったブルーカーペットイベントは雨天中止となってしまったが、キャスト陣は劇中とは異なるドレスアップした華やかな姿でステージに登場し、主人公の天才放射線技師・五十嵐唯織役を演じる窪田は「みんなの仲のよさが映像に詰まっていると思うので、ぜひ楽しんで帰っていただけたらなと思います」とアピール。同キャスト陣が集まるのも久しぶりだそうで、窪田は、登壇直前もみんなでずっと喋っていたが、扉が開いた瞬間にそれぞれが澄まして登場してきたことを指摘し、「甘春（本田）が1番（変化が）すごかったよ。うれしさが出まくってたよ」と明かすと、本田は「でも今日は遠藤さんがフルMAXな気がしました」と交わし、遠藤が「久々に会ったらうれしくなっちゃってはしゃいじゃいましたね」と認めるなど、和気あいあいとした雰囲気を見せた。

　また、病の第一発見者である放射線科医と放射線技師を描く本作にちなみ、最近発見したことを尋ねられると、窪田は家の観葉植物にポジティブな言葉をかけると花が早く開くと答え、本田が半信半疑な表情を浮かべると、窪田は「言霊あるんですよ。ちゃんと話しかけてあげると喜んで育つから、もしみなさん上に植物があればやってみてください」とオススメした。

　同じ質問に、本田は悩みつつ「日々、発見の連続ですね。やっぱり毎日スムージーを飲むと朝が気持ちいいですし」と答え、広瀬から「ウソ、朝からゲームやってるよね」とツッコミを受けたが、めげずに「寝る前にソファーのクッションを直してあげると、次の日の朝、起きたときに“部屋がきれいだな”って発見もあります」とコメント。そんな本田の答えに共感ができるか聞かれた山口は「私は本田の背中にくぎ付けで」と目を輝かせ、振り返るようお願いされた本田は「じゃあ矢野っちに話しかけようかな」と後ろに立っていた矢野のほうを向き、観客と報道陣に美背中を披露した。

　その後も楽屋のノリでワイワイガヤガヤとトークが進行していくと、窪田は「皆さんを置き去りにしていませんか？　大丈夫ですか？」と観客の様子を心配し、広瀬は「こんなに散らかっている舞台あいさつ、私、初めてです（笑）」と頭を抱えていた。