5人組ダンス＆ボーカルユニット「DEAR KISS」が3月16日に最新シングル「ハッピー」を発売する。2021年4月14日にメジャーデビューシングル「ダンスはキスのように、キスはダンスのように」を発売してから約1年。待望の2ndシングル発売にメンバーは何を思うのか。5人に胸の内を聞いた。（取材・文＝中村彰洋）

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――1stシングル発売から約1年、2ndシングル発売、おめでとうございます。率直な今の気持ちを教えて下さい。

四島早紀（以下、四島）「うれしかったです！」

一同「（笑）」

――もっと具体的に感想をください（笑）。

四島「約1年ぶりに、ファンの皆さんにCDという形で手にとってもらえるということが、すごくうれしいです」

ののこ「この5人で出すCDが2作目ということで、とてもうれしいなという率直な感想でございます」

齋藤里佳子（以下、齋藤）「DEAR KISSは音源化できていない楽曲がたくさんあって、その中でも今回は『Glaring★Glaring』と『マジェスティックタイニーガール』。メンバー5人で意見を出して、いろいろな候補曲があった中で決めました。音源化できていない曲もこうしてファンの皆さんに届けることができてうれしいです。ミュージックビデオ（MV）もこの5人で初めて撮ったのでみんなに見てもらえると思うと、うれしくてハッピーです！」

伊山摩穂（以下、伊山）「CDを出すとやっぱりいろいろ思い出になるじゃないですか。今後、この5人がもっと歳をとったり、例えば『DEAR KISS』をずっと続けていないかもしれない。そうなったときに、ずっと世の中に残るもの、目に見えるものとして残せることがすごくうれしいので、2枚目も出せてよかったなと思います」

山田まひろ（以下、山田）「解散するグループもあったりする中で、2枚目をこうやって出せるというの、はありがたいことだなって思います。元々あった曲も私たち5人で録り直して、今の等身大の私たちを形に残せることができたのですごいうれしいなって気持ちでいっぱいです」

――「ハッピー」はDEAR KISSとしては珍しいアイドルらしさあふれる曲だなと感じました。聴いた感想はいかがでしたか。

四島「最初に聴いたときからこの曲はすてきだなと思いました。1作目と同じような曲を出して、同じようなことをしても変化がないいうこともあって、この『ハッピー』という曲が表題曲になったんだなと思います」

ののこ「最初に聴いたときは、とってもかわいい曲だなって思ったんです。最初のイントロからワクワクして、ラストに向かってどんどんワクワクとかドキドキが大きくなる曲だなって思いました。たくさん『ハッピー』という言葉が繰り返されるので、みんなも歌える曲になるんじゃないかなと思います」

齋藤「前作はアイドル曲というよりはJ-POPよりの楽曲だったので、アイドルのファンじゃない方にも親しみやすいんじゃないかなと思って挑んでいました。今回はその逆で、アイドルファンの方たちにも気に入っていただけるような、そんなキャッチーな楽曲になっていると思います。振り付けもキャッチーなのでみんなでライブで一緒に踊りたいです」

伊山「最初にデモをもらったときには『なんだこの変な曲は！』って思ったんですよ。DEAR KISSが歌ってパフォーマンスしているのが全然浮かばなくて……。『え！　ほんとに大丈夫？』って思ったんです。でも、レコーディングをして、振り入れもしたら、『すごい、いいな～』って。聴けば聴くほどいいところがいっぱい見つかる曲です」

山田「私も想像はできなかったんですけど、『キャッチーな曲がほしいな』って思っていたので、個人的にはすごいうれしくて。メンバーがライブで見せるかっこいい姿も好きなのですが、かわいい姿もすごく好きなので、新たな一面をお届けできると思いました」