藤原竜也、石丸幹二、向井理が“19年後のハリー・ポッター”に 舞台「呪いの子」キャスト発表

7月8日に開幕する舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の日本オリジナルキャストが発表され、19年後のハリー・ポッター役を藤原竜也、石丸幹二、向井理の3人が務めることが明らかになった。

藤原竜也、石丸幹二、向井理(左から)【写真:(C)TBS/ホリプロ】
藤原竜也、石丸幹二、向井理(左から)【写真:(C)TBS/ホリプロ】

回替わりで主役を演じるトリプルキャスト制を採用

 7月8日に開幕する舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の日本オリジナルキャストが発表され、19年後のハリー・ポッター役を藤原竜也、石丸幹二、向井理の3人が務めることが明らかになった。

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 藤原、石丸、向井の3人が演じるのは、父親になったハリー・ポッター。回替わりで主役を演じるトリプルキャスト制となる。度重なる映像オーディションを経て、昨年春には来日した海外スタッフとの対面オーディションに臨み、アジアで初となる世界的ヒット舞台のタイトルロールの座を勝ち取った。

 本作は2016年にロンドンで開幕して以来、前編と後編を2本の芝居で見せる2部制で上演されてきたが、21年11月、ブロードウェイにおいて2部制の前編を第1幕、後編を第2幕とする1部制が誕生した。東京公演はこの1部制での上演となる。上演時間は休憩を含めて3時間30分を予定している。

 会場のTBS赤坂ACTシアターは、現在改装中。今年の春には、ハリー・ポッターの世界観を実現した劇場として生まれ変わる。

 また、チケット金額も発表。通常の座席のほか、ハリー・ポッターの世界観を存分に味わえる「9と4分の3番線シート」も発売される。特別なデザインをあしらったチケットと限定の非売品グッズの特典に加え、ひと足先に劇場ロビーに入って魔法の世界を独占できるという、ハリー・ポッターファンにとってはたまらない座席だ。さらに、抽選で当選した人のみが5000円でチケットを購入できる希少な「ゴールデン・スニッチ チケット」も発売。抽選は毎週行われ、エントリーするには公式ホームページからメルマガ登録が必要となる。

 そして、7月8日の初日に先立ち、6月からプレビュー公演を実施することも決定。プレビュー公演の詳細は2月17日正午に発表となる。さらに、2月23日と24日の2日間限定で、プレビュー公演のチケットを発売することも決定している。

 ハリー・ポッター役を務める3人のコメントは以下の通り。

○藤原竜也
「世界で愛されている大ベストセラーシリーズに出演できること、大変光栄に思います。海外スタッフによる数度のオーディションは緊張しましたが、非常に貴重な経験となりました。“ハリー・ポッター”という世界を、ファンの方だけでなく、演劇を観たことのない方にも楽しんでいただけるよう、とにかく精いっぱい演じます」

○石丸幹二
「ブロードウェイで観たときの興奮が忘れられない。めくるめくような魔法の嵐に、どよめきが湧きおこり、ハリーたちと一緒に客席もハラハラドキドキ。こんな夢のような体験を、日本で味わえるなんて。しかも、今度は俳優として舞台上で。皆さん、ぜひお楽しみに!」

○向井理
「舞台でも魔法がたくさん出てきて、自分が演じていなくても観に行きたいほど面白い舞台です! その作品に出演者として最初に関われることがとても楽しみで、オーディションに参加してよかったと思っています。今までどおり、真摯(しんし)に作品に向き合いたいと思います」

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