「きのこの山」に“擬態”たけのこが存在する?明治に聞いた “きのこたけのこ論争”も話題

「まって、スパイがいた」。明治の人気商品「きのこの山」に、きのこに“擬態”したたけのこが交じっているという投稿が、ツイッター上で9万リツイート、54万「いいね!」を超えるなど大きな話題となっている。これまでも事あるごとにきのこ派とたけのこ派による“きのこたけのこ論争”が巻き起こるなど、争いの絶えない「きのこの山」と「たけのこの里」だが、実際にそのような商品があるのか。明治に聞いた。

「作ろう! きのこの山」で作った“たけのこ笠のきのこ”【写真:株式会社明治提供】
「作ろう! きのこの山」で作った“たけのこ笠のきのこ”【写真:株式会社明治提供】

ツイッターの投稿が話題に 自作できる意外なウラ技も

「まって、スパイがいた」。明治の人気商品「きのこの山」に、きのこに“擬態”したたけのこが交じっているという投稿が、ツイッター上で9万リツイート、54万「いいね!」を超えるなど大きな話題となっている。これまでも事あるごとにきのこ派とたけのこ派による“きのこたけのこ論争”が巻き起こるなど、争いの絶えない「きのこの山」と「たけのこの里」だが、実際にそのような商品があるのか。明治に聞いた。

「2017年に発売された『現れるのか?! 大粒幸せきのこの山』に、そういった“たけのこ笠のきのこ”が入っています。確率は申し上げられませんが、入っていたらラッキー、というくらいの割合となっております」

 明治の担当者に取材すると、ツイッター投稿で紹介されたような、“たけのこ笠のきのこ”が実在することが分かった。「現れるのか?! 大粒幸せきのこの山」は17年8月11日の「きのこの山の日」に合わせて発売された商品。残念ながら現在は生産が終了しており、再販の予定もないという。もう手に入らないのかと思いきや、明治の担当者は意外な“裏ワザ”を明かす。

「現在発売されている『作ろう! きのこの山』では、8種類の型にチョコレートを流し込んで『きのこの山』を自作でき、“たけのこ笠のきのこ”も作れます。また、同様にアポロチョコが作れる商品『手作りアポロ』と組み合わせて、オリジナルのきのこを作ってSNSに投稿しているお客様もいます」

 16年8月11日の「山の日」制定に合わせて作られた「きのこの山の日」だが、翌17年3月10日に作られた「たけのこの里の日」は担当者いわく「『きのこの山の日』と比べると、まったくといっていいほど浸透していません」。

 SNS上では、事あるごとにきのこ派とたけのこ派による“きのこたけのこ論争”が繰り広げられてきた。明治担当者による「浸透していない」発言も気になるところだが、両者が雪解けする日は訪れるだろうか。

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