【鎌倉殿の13人】第2回平均世帯視聴率14.7% 初回から2.6ポイントダウンも同時間帯トップ

俳優・小栗旬主演のNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時の)第2回が16日に放送され、関東地区の平均世帯視聴率が14.7%だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回の17.3%から2.6ポイント下がった。ただ、同時間帯ではテレビ朝日系「ポツンと一軒家」の13.1%を上回り、同時間帯で2週連続トップとなった。

主人公・北条義時を演じる小栗旬【写真:ENCOUNT編集部】
主人公・北条義時を演じる小栗旬【写真:ENCOUNT編集部】

第2回の視聴率が初回を上回れなかったのは6作連続

 俳優・小栗旬主演のNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時の)第2回が16日に放送され、関東地区の平均世帯視聴率が14.7%だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回の17.3%から2.6ポイント下がった。ただ、同時間帯ではテレビ朝日系「ポツンと一軒家」の13.1%を上回り、同時間帯で2週連続トップとなった。

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 NHKは初回放送後の11日、NHKプラスの見逃し配信で視聴した人も多かったとし、初回の視聴は9、10日の2日間、前作「青天を衝け」と比べ2~3倍の視聴UB数(同時+見逃し)を獲得したと紹介していた。視聴スタイルの多様化が、総合テレビの初回から第2回の数字の変化に影響を与えているとみられる。

 作品は、主人公の北条義時を小栗が演じ、脚本を三谷氏が担当する作品。三谷氏は、これまで「新選組!」、「真田丸」を手掛けており、今作は大河ドラマ3作目。弱小豪族の出身だった義時が、天下取りを成功させた源頼朝を支えながら、いかにして権力を手中に収めるかを描く物語。コメディー要素を盛り込み、現代風の言葉を使用して視聴者にとって親しみやすい作りになっている。

 一方で、大河ドラマはこれで、第2回の平均世帯視聴率が6作連続で初回を上回れなかった。21年の前作「青天を衝け」は初回20.0%が第2回で16.9%に、20年「麒麟がくる」は初回19.1%が第2回で17.9%に、19年「いだてん~東京オリムピック噺~」は初回15.5%が第2回で12.0%に、18年「西郷どん」は初回と第2回が同じ15.4%だったが、17年「おんな城主 直虎」は初回16.9%で第2回は15.5%だった。近年で第2回の平均世帯視聴率が初回を上回ったのは、2016年に同じ脚本家・三谷幸喜氏が手掛けた「真田丸」。初回で19.9%を記録し、第2回で20.1%にアップしていた。同じ三谷氏の作品に6年ぶりの期待がかかったが、かなわなかった。

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