【DCU】中村芝翫が阿部寛と22年ぶりの共演 高梨臨、宮野真守が第1話ゲスト出演

TBS×ハリウッド共同制作で16日にスタートする、阿部寛が主演を務める日曜劇場「DCU」(午後9時、初回は25分拡大)の第1話のゲストとして、中村芝翫、高梨臨、宮野真守ら実力派俳優3人の出演が決定した。

日曜劇場「DCU」第1話に出演する中村芝翫【写真:(C)TBS】
日曜劇場「DCU」第1話に出演する中村芝翫【写真:(C)TBS】

宮野は「半沢直樹」に続いての日曜劇場出演

 TBS×ハリウッド共同制作で16日にスタートする、阿部寛が主演を務める日曜劇場「DCU」(午後9時、初回は25分拡大)の第1話のゲストとして、中村芝翫、高梨臨、宮野真守ら実力派俳優3人の出演が決定した。

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「DCU」は、DeepCrime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団のこと。彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決すること、つまり“水中未解決事件を解明すること”が彼らのミッションだ。

 このたび第1話のゲストとして、芝翫、高梨、宮野の出演が決定した。芝翫が演じるのは第1話の事件現場となったダム湖を建設した京国建設社長・小山内正一(おさない・しょういち)。ダム事業を担当した小山内は、5年前に横領の末国外逃亡した前社長の後任として社長の座に就いた。その横領に関して黒いうわさが飛び交う小山内に新名(阿部)は真っ向から聞き込みをする。しかし小山内には鉄壁のアリバイがあった。歌舞伎役者として、そして俳優としても数多くの作品に出演している芝翫。TBSの連続ドラマ出演は、2019年に放送された日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」で若くして就任した商事会社の3代目社長を熱演して以来3年ぶりとなる。また、昨年はNHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演し話題を集め、実力派として存在感を発揮している。本作の主演・阿部とは、2000年に放送されたスペシャルドラマ「蒼天の夢 松陰と晋作・新世紀への挑戦」(NHK)以来、なんと22年ぶりの共演となる。

 高梨が演じるのは、京国建設の会社社長秘書・若林朱里(わかばやし・あかり)。捜査でやってきた新名を前に淡々と業務をこなすが、その一方でどこか陰のある様子がうかがえる朱里。数多くの映画やドラマなどで活躍する高梨だが、意外にも日曜劇場への出演は今回が初となる。また、TBSのドラマ出演は2019年に放送された「初めて恋をした日に読む話」以来、3年ぶり。さらに、劇中で対峙(たいじ)する阿部とは初共演となる。コメディからシリアスな作品まで、その幅広い演技力に定評がある高梨が、初出演となる日曜劇場でどんな演技を披露してくれるのか注目だ。

 宮野は2020年に放送された「半沢直樹」に続いての日曜劇場出演。「半沢直樹」では、金融庁に勤める古谷役で第6話と第8話にゲスト出演したが、その体当たりの演技にSNSが大きく盛り上がったことでも記憶に新しい。宮野が今作で演じるのは、老舗釜飯屋の一人息子で京国建設の元社員・野田浩正(のだ・ひろまさ)。野田は会社の金を使い込んだことが発覚し、ロシア出張の際にそのまま失踪してしまう。現在も行方不明の野田が捜査線上に浮上し、新名は実家の釜飯屋・野田食堂を訪れその行方を追う。

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