朝倉海、激闘から一夜明け“変形”した右手公開 「過去最高に腫れているかもしれない」

格闘家の朝倉海が1日、YouTubeを更新。RIZIN大みそか大会から一夜明けた心境を語り、骨折した痛々しい右手を公開した。

朝倉海【写真:山口比佐夫】
朝倉海【写真:山口比佐夫】

「パンパンに腫れている右手を見て涙が出てきました」

 格闘家の朝倉海が1日、YouTubeを更新。RIZIN大みそか大会から一夜明けた心境を語り、骨折した痛々しい右手を公開した。

 朝倉は必勝を期したRIZINバンタム級トーナメント準決勝で骨折。決勝の扇久保博正戦はそれを隠したまま闘ったが、無念の敗戦となった。

「1日考えて悔しい気持ちは変わらないんですけど、強くなるしかないと思っているので、前を向いてまた頑張っていきたいと思います。(大みそかは)2年連続で負けてそれでも今年こそはやってくれると信じて応援してくれたファンの方もたくさんいたと思うんですけど、また裏切る形になって、期待に応えられなかったのが一番悔しいです」と感情をあらわにした。

 そして、包帯もしていない右手をカメラに向かって見せ、「手は、こんな感じですね。これちょっと、過去最高に腫れているかもしれない」と説明。画面からも分かる“変形”した右手はダメージの大きさを物語っていた。

「後半のクロスカウンター打ったときに、あ、やばいなっていう感じがありましたね」と振り返った。

 敗戦の理由にはしない。「負けて言うと言い訳っぽく思えるんですけど、これが原因で負けたわけじゃない。扇久保選手が強かったし、自分の実力不足だった」と総合力での負けを認めた。

 今後については、「自分のスタイルが打撃に頼っちゃってる部分がある。その部分で決勝ではポイントの差をつけられたと実感している。自分からもっとテイクダウンに入るべきだったし、寝技の展開でも勝負していくべきだったんですけど、それがいけなかった。もっと強化して、どこでもどの部分で闘っても勝てるように。けがとかあっても対応できるスタイルにならなきゃいけない」と寝技の強化を打ち出した。

「全身がとんでもない痛さですね。1日2試合やったの初めてだったし」と、疲労は想像以上だったよう。

「ここでは終わらないし、挑戦することもやめないし、強くなるために努力し続けるので、これからも応援してもらえるとうれしいです」と巻き返しを誓った。

 フォロワーからは「パンパンに腫れてる右手…痛いでしょうに…」「パンパンに腫れている右手を見て涙が出てきました」「骨折しながらあそこまで戦われた精神力に感服してます」「手を言い訳にしないところが男らしいし、潔いし、カッコよい」「この動画を撮ることも辛かったと思います」などの声が寄せられている。

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