朝倉未来、一夜明け心境「世界にはもっと強いやつもいる」 左拳負傷も早期の練習再開宣言

格闘家の朝倉未来が1日、YouTubeを更新。大みそかの格闘技イベント、RIZINでの斎藤裕戦の勝利を振り返り、2022年の目標を明かした。

朝倉未来【写真:山口比佐夫】
朝倉未来【写真:山口比佐夫】

左拳にダメージも「またすぐ練習始めようかなと思っています」

 格闘家の朝倉未来が1日、YouTubeを更新。大みそかの格闘技イベント、RIZINでの斎藤裕戦の勝利を振り返り、2022年の目標を明かした。

 判定3-0でリベンジに成功した朝倉は、「大みそか、やりましたね。マジで結構、オファーの期間も短くて減量幅もすごい多かったし、何より、斎藤選手に一度負けてるので、2度負けたらもう格闘家として引退しようかと思っているくらい、追い詰められてたので本当に勝ててほっとしましたね」と安堵(あんど)の気持ちを吐露した。

 自身の成長については、「すごい強くなったっていうのも感じてたんですけど、実際に試合で出せたし、見ている方もそれを感じてもらえたんじゃないか」と自覚した。

 昨年6月のクレベル・コイケ戦の前から練習の強度を上げ、「試合よりきついことずっとしてきて普通に自信ありましたし、打撃もすごい速くなった。試合もやりやすくなったな、とかいろんな気づきありましたね」と収穫を強調した。

 斎藤戦では白熱の攻防で、会場では未来コールも起こった。想像の上をいく試合内容で、最高の締めくくりを見せ、22年につなげた。

「ただ世界にはもっと強いやつもいるし、クレベル選手とまたやるために、もっとパワーアップしとかなきゃいけないとも思っている。年始はちょっとだけゆっくりしたら、またすぐ練習始めようかなと思っています」と、決意を示した。

 斎藤に対しては、「斎藤選手ってKO負け一度もなくて、相当打たれ強い。根性もすごいし、組み力もエグイ強さなんよ。本当に強い選手。トップにいるだけありますよね」と称えた。

 激闘により、ダメージがあったのが左手の甲の部分。「本当は包帯巻かないといけないんですけど、骨が浮いてるんですよね。骨がまっすぐじゃないといけないところボコって浮いたんですよ。ちょっと痛いけど、折れてはないかな。ただ、明らかに骨が出てきている」と話した。

 早期の練習再開に支障はないようで、顔も「ほぼもらってない」。格闘家としてさらに上を目指す、新年の決意に力を込めた。

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