福岡での高校時代はハンマー投げに没頭、注目の19歳女優 書道は高等師範の腕前

モデル、女優として活躍する菊池日菜子(19)が、TBS系「第30回全国高等学校女子サッカー選手権大会」(決勝、2022年1月9日午後2時放送)の初代応援マネジャーに就任した。高校時代、ハンマー投げに打ち込んでいたという。安田顕主演の映画「私はいったい、何と闘っているのか」(12月17日公開、李闘士男監督)でスクリーンデビューも果たす。(取材・文=平辻哲也)

高校女子サッカー初代応援マネジャーへの意気込み語った菊池日菜子【写真:荒川祐史】
高校女子サッカー初代応援マネジャーへの意気込み語った菊池日菜子【写真:荒川祐史】

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 モデル、女優として活躍する菊池日菜子(19)が、TBS系「第30回全国高等学校女子サッカー選手権大会」(決勝、2022年1月9日午後2時放送)の初代応援マネジャーに就任した。高校時代、ハンマー投げに打ち込んでいたという。安田顕主演の映画「私はいったい、何と闘っているのか」(12月17日公開、李闘士男監督)でスクリーンデビューも果たす。(取材・文=平辻哲也)

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 身長170センチの長身を生かして、多数のCMなどに出演する菊池。そのスラリとした体型からは想像つかないが、福岡での高校時代は4キロの鉄球を投げ飛ばす、ハンマー投げの選手だった。「中学まで陸上部だったんです。高校に入ったら、陸上経験者ということで、陸上部の先生から声をかけられて、なぜかハンマー投げにスカウトされたんです。いざ体験でやってみると、その楽しさに気づいて、3年間ハンマー投げに没頭しました」。

 自己最高記録は41メートル。「室伏広治さん(最高記録84メートル86センチ)は80メートル以上なので、比べたら、全然ですが……。ハンマー投げはスリリングな競技です。鉄球を結ぶピアノ線は結構な頻度で切れるんです。すると、自分が遠心力で飛んでいってしまう。投げる前に、みんなに聞こえるように『行きます!』と大声で言うのがものすごく気持ちいいんです。うまくいった瞬間も気持ちいいですし、先生から褒められるのもうれしかったですね」と振り返る。

 選考オーディションでは、この経験をアピールし、決め手の1つになった。「サプライズの形で教えていただいたので、最初は頭が真っ白になりましたが、だんだん実感してくると、これまでの私のスポーツとの向き合い方を絡めながら、選手の皆さんの真っすぐな思いをすくい取って視聴者の皆さんにお伝えできれば、という覚悟に変わっていきました」と意気込む。

 既に応援マネジャーとしての仕事も始動。昨年、全国大会初出場ながらベスト8になった暁星国際高校(千葉)を取材。「テレビで見ていると、インタビュアーの方は悠然とこなしているように見えますが、自分が実際にやってみると、頭はフル回転。選手の皆さんの一言一言を聞き漏らさないようにして、引き出さないといけない。初めての取材ですごく緊張しましたが、とてもアットホームな雰囲気で迎えてくださいました。キャプテンが2人いるという特殊な学校で、実はいとこ同士だったという意外な事実も分かったりと本当に楽しい取材になりました」。

 男子の「全国高校サッカー選手権大会」の応援マネジャーは新人女優の登竜門として有名。初代の堀北真希をはじめ、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。第100回大会となる今年は同じアミューズ所属の茅島みずきが務めている。応援マネジャーといえば、リフティングの連続記録を競うのが恒例。「私も挑戦したのですが、全然できなかったんです。悔しくて、家で毎日練習をしたんですが、気がついたら足にアザができていて、練習を続けるのを断念しました」と無念そうに語る。

次のページへ (2/3) 現在は大学2年生、経営学を専攻「難しすぎて、すでにいっぱいいっぱいです」
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