宮脇咲良、ステージに立ち続ける理由 「エンタメの力、ばかにできない」

元HKT48で元IZ*ONE(アイズワン)の宮脇咲良が15日深夜に放送されたbayfmのレギュラー冠番組「今夜、咲良の木の下で」(毎週水曜深夜)に出演し、アイドルを続けている理由を語った。

宮脇咲良【写真:ENCOUNT編集部】
宮脇咲良【写真:ENCOUNT編集部】

bayfmレギュラー冠番組「今夜、咲良の木の下で」 最終回は29日に放送

 元HKT48で元IZ*ONE(アイズワン)の宮脇咲良が15日深夜に放送されたbayfmのレギュラー冠番組「今夜、咲良の木の下で」(毎週水曜深夜)に出演し、アイドルを続けている理由を語った。

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 番組内で宮脇は、10年ほど前にアミロイドーシスという難病を発症したリスナーからのメールを紹介。「無菌室での治療を伴う8か月間の入院と社会復帰のため1年間のリハビリをして苦しいときに、HKT48を知って救われ、HKT48とIZ*ONEのコンサートでペンライトが振れるほど回復しました。咲良さんの声と活躍に励まされました。自分の力になってくれてありがとうございました。コロナ禍でも仕事を諦めずに続けています」とつづられた文面を読み上げた。

 宮脇は「すてきなメールをありがとうございます。私がステージに立ち続ける理由ってこれだよなと思います」と語り、「私がそもそもステージに立ちたいと思い始めたのは小学生のとき、ミュージカルを見て、誰かの元気の源になりたい、誰かの今日を生きる元気になりたいと思ったのがきっかけで、ミュージカルを習い始めてアイドルになって今もその活力で私は生きている」と打ち明けた。

 続けて、「大変なことが人生でいろいろある。私が想像できないような苦しいことに立ち向かっている方がたくさんいると思う。楽なことしかないなんて人生はない。大変なこともあるし涙が出るときもあるし、特に今コロナの状況でもあるし、その中でエンタメの力ってばかにできないなって思っていて、私もアイドルのステージを見て元気をもらえるし、映画、歌、漫画、本から本当にたくさんのことを学べる」と胸の内を語り、「正直、必要ないじゃないですか。人が生きる中でエンタメって。でも、人として生きるためにはエンタメって絶対になくてはならないものだなと思う。そういう世界で生きてそれをお仕事にさせてもらってるんですけども、やっぱり根本は誰かのためになりたい、誰かの活力になりたいって思っている」と強調した。

 番組終了まで残り2回となったことには「こういう場がなくなるのは寂しいって私自身も思うんですけど、何かあったときは皆さんのことを思い出して頑張るので、『さくのき』という番組があったことを忘れないでほしい」と呼びかけた。

 一方、宮脇は韓国で放送中の人気ドラマ「賢い医師生活2」にハマっていることを明かし、「主人公の5人がめっちゃいい人だし、準主人公の20人くらいも全員いい人。こういう人たちに囲まれていたいとか、こういう人たちになりたいとか、交友関係を築きたいとか、本当にいいドラマ」と“激推し”していた。

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