【ズバリ!近況】「NHKニュース7」で高い人気を得た美人気象予報士・半井小絵さんは女優になっていた!

2004年から2011年まで、「NHKニュース7」で気象情報を担当し、高い人気を得た半井小絵さん(47)。その後の“お天気お姉さん”ブームのハシリになった。2014年、ちょっとセクシーな写真集を発売してファンを驚かせたが女優に幅を広げ、最近は拉致問題解決に尽力するなど、社会問題にも取り組んでいる。半井さんに詳しい経緯を聞いた。

「まさか自分が女優をやるなんて」と語る半井小絵さん【写真:山口比佐夫】
「まさか自分が女優をやるなんて」と語る半井小絵さん【写真:山口比佐夫】

女優になるきっかけはワークショップ参加

 2004年から2011年まで、「NHKニュース7」で気象情報を担当し、高い人気を得た半井小絵さん(47)。その後の“お天気お姉さん”ブームのハシリになった。2014年、ちょっとセクシーな写真集を発売してファンを驚かせたが女優に幅を広げ、最近は拉致問題解決に尽力するなど、社会問題にも取り組んでいる。半井さんに詳しい経緯を聞いた。

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 芝居を始めたのは、2015年、当時所属していた事務所に「経験のひとつとして」ワークショップを受けるよう勧められたのがきっかけです。オーディションを兼ねた経験者向けのワークショップだったのに、私はまったく未経験で、基礎も何もない状態で受けてしまって。あまりのできなさが悔しくて、そこで知り合った方の勧めで「劇団夜想会」のレッスン生になりました。まさか自分が女優をやるなんて、と自分でも驚いています。

 女優デビューは2017年2月、拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」です。これは政府拉致問題対策本部が主催する「劇団夜想会」上演の舞台でして、私は田口八重子さんの役をダブルキャストで出演しております。この劇自体は2013年度から全国各地で上演されている舞台です。私が去年2月に埼玉・蕨市で演じたときは、田口八重子さんのお兄さまが観に来てくださいました。私を見て「これが本当の八重子だったらね」とおっしゃって……私は涙をこらえるのに必死でした。

 拉致問題にはもともと詳しかったわけではなく、この芝居をきっかけに、田口八重子さんのお兄さまや息子さん、特定失踪者のご家族の話などを聞いて学ぶようになりました。こんなむごいことがあるのかと、ご家族の苦悩を思うと言葉がみつかりません。私も何かできることをしたい、と思い、チャリティーイベントで拉致問題解決を訴えるお話をさせていただいたりもしています。

女優の仕事の面白さを知ったらやめられない

 女優としては「劇団夜想会」の作品が中心ですけど、気象予報士の劇団「お天気しるべ」の作品に出演したこともあるんですよ。この1月31日からはユーチューブのカートチャンネルの連続ドラマ「空と山と緑」に、主人公三姉妹の母親役で出演しています。心温まる人間ドラマ。ドラマは初出演です。今年は7月と10月にも、2本の舞台公演が控えております。

 女優のお仕事はやっぱり、自分ではない、ほかの人の人生を生きられるのが面白いですね。演じることで自分の人生が膨らむ、という経験をして、この面白さを知ったら、やめられなくなりました。一昨年までは恥ずかしくて“なんちゃって女優”なんて自称していましたけど、去年、俳優座劇場の舞台に立たせていただいたのを機に、“女優”の肩書きも使わせていただいています。

 40歳を過ぎてから始めたので、何年できるかわかりませんけどね。体力、記憶力とのたたかいです(笑)。体力面では「劇団夜想会」のダンスレッスンに通ったり、ホットヨガに月4回ぐらい通ったりしています。普段、体幹を鍛えるために姿勢を正し、椅子に座るときは背もたれにもたれかからないように、といったことも心掛けています。

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