女子キャンパーを調査 失敗経験のある料理は「飯ごう」が1位の意外な結果に

日本最大級のアウトドアウェブメディア「CAMP HACK」(運営:株式会社スペースキー)は、20~60代の2629人のキャンプをする女性に対し、今夏トレンドのキャンプ料理に関する調査を実施し、結果を発表した。

飯ごうで失敗しないテクニックとは?
飯ごうで失敗しないテクニックとは?

20~60代の2629人の女性キャンパーを調査

 日本最大級のアウトドアウェブメディア「CAMP HACK」(運営:株式会社スペースキー)は、20~60代の2629人のキャンプをする女性に対し、今夏トレンドのキャンプ料理に関する調査を実施し、結果を発表した。

「キャンプに行ったら料理を楽しみますか」という質問に対し、「はい」「どちらかというと、はい」と答えた方の割合は9割を超え、女性がキャンプに行った際の楽しみは「キャンプ料理」であることが分かった。

 併せて「今よく作るキャンプ料理は何か」を調査したところ、1位がアヒージョで293人もの回答が集まった。簡単にできるという回答とともに選んだ理由として多かったのは、「匂いを気にしなくていいから」だった。家の中だとニンニクや油の臭いを気にして避ける人も多いようだが、アヒージョはオープンエアなキャンプという状況下を生かした人気料理となっている。

 一方、失敗経験のある料理は「飯ごう」の回答が671人で、4人に1人となり、2位に大差をつけて1位に。今回のアンケートでは、「自宅でも料理を楽しむ」と回答する人が全体の約8割と、料理に慣れている女性が多い中、食事の基本とも言えそうな飯ごうが1位というのは意外な結果となった。

 理由を聞いてみると、「火加減を間違えて焦げた」「水の量を間違えた」などわずかな違いでできばえを左右してしまう、実は難しい料理であることが分かった。キャンプ料理初心者であれば、避けたほうがいい料理1位とも言える。

 最後に「今夏やってみたいキャンプ料理はなんですか?」という質問をしたところ、他に大差をつけて1位だったのが、「そうめんを使った料理(流しそうめん含む)」、続いて2位「ピザ」、3位「パエリア」がランクイン。理由で共通していたのは「子どもと一緒にすると楽しそうだから」という回答だった。特に流しそうめんやピザ作りは1つの“アクティビティー”としても捉えている傾向が強いことが分かった。

 なお、飯ごうで失敗しないテクニック公開は以下のとおり。

【水加減】
1.米1合(150グラム)に対して水190グラムで軟らかめに仕上がる。
2.米をといだら夏場は30分~1時間、冬場は1~2時間程度必ず浸水させる。

【火加減】
1.まずは沸騰まで弱火~中火で加熱する。
2.沸騰が近くなったらスプーンでかき混ぜる。
3.とろ火(可能な限りの弱火)にして25分放置。

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