宮脇咲良、HKT48卒コンで涙腺崩壊 IZ*ONEの楽曲を矢吹奈子とデュエット

元IZ*ONEのメンバーでHKT48の宮脇咲良が19日、マリンメッセ福岡で行われた卒業コンサートでメンバーやファンに別れを告げた。

HKT48の宮脇咲良が卒業コンサートに臨んだ【写真:(C)Mercury】
HKT48の宮脇咲良が卒業コンサートに臨んだ【写真:(C)Mercury】

指原莉乃がサプライズ登場「この感じはマジでヤバイ」と宮脇を涙で見送り

 元IZ*ONEのメンバーでHKT48の宮脇咲良が19日、マリンメッセ福岡で行われた卒業コンサートでメンバーやファンに別れを告げた。

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 約10年間におよぶHKT48の活動を終了する今回のコンサート。タイトル「Bouquet(ブーケ)」にちなんでステージ両サイドには鮮やかな花が多数セッティングされた。宮脇はピンクの衣装で登場し「最高の1日にしましょう! 盛り上がっていくぞ!」とシャウトしながら「桜、みんなで食べた」を熱唱した。

 続いて「初恋バタフライ」「希望的リフレイン」などを披露した後、「この日が来てほしいような、ほしくないような気持ちですが、ついに始まったので、最後まで駆け抜けたいと思います。今日はファンの皆さんにありがとうを伝えられるコンサートにしたいです」と駆けつけた4000人のファンに呼びかけた。

 ここまでは笑顔を見せ続けてきたが、突然、IZ*ONEの楽曲「夢を見ている間」のイントロが流れるとステージの雰囲気が変わり、宮脇とHKT48メンバーで元IZ*ONEの矢吹奈子がIZ*ONE時代に戻ったかのようにしっとりと同曲をデュエット。同じくIZ*ONEでAKB48の本田仁美もビデオメッセージを寄せ「サクちゃんは私の永遠の憧れの先輩です。これからどこに行ってもキラキラ輝くサクちゃんでいてください」とエールを送った。

 同じくIZ*ONEメンバーとして苦楽をともにしてきた矢吹も「サクちゃんと(IZ*ONEで)2年半一緒にいて距離が縮まって本当の姉妹みたいになれてうれしかったです」と涙声で語りかけると宮脇の涙腺が崩壊、涙があふれ続けた。元IZ*ONEの日本人メンバーが全員集まったことで、“IZ*ONE再び”といった光景となった。

 ステージ終盤になると、2019年6月にHKT48を卒業した女優の兒玉遥、元HKT48でタレントの指原莉乃がサプライズで登場。指原は「みんなで咲良の卒業をお祝いしましょう」と呼びかけ、宮脇と並んで「12秒」を披露。「ヤバイ。この感じはマジでヤバイ」とステージを満喫した。

 指原は19年4月に卒業コンサートを開催しており、HKT48メンバーとのステージは約2年2か月ぶり。指原は客席を見渡しながら「マリンメッセを埋められないときがあったから悔いがあった。こうして咲良とマリンメッセに立ててうれしい」と感極まって涙声に。これに宮脇はIZ*ONEの活動で韓国にいたため指原の卒コンに参加できなかったことを謝り、「こうしてもう一度ステージに立ててうれしいです」と涙をこぼした。

 アンコールではゴージャスなピンクの超ロングドレスに着替えて華やかに登場。ファンやスタッフ、メンバーにそれぞれ感謝の言葉を送り、「思い出にするにはまだ早すぎる」を指原、兒玉、メンバー全員と合唱した。最後は、ステージに設営された大階段を1段1段ゆっくりと上り、最上段から「10年間ありがとうございました」とファンに別れを告げた。

 今回のコンサートは、福岡県に発令された緊急事態宣言に伴う「収容人数50%」等のイベント開催要請や政府が定める感染症対策ガイドラインに沿って、会場収容人数約1万人に対し半数以下の4000人(完売)に限定。ファンに対し入場時の検温・手指消毒、フェースシールド着用の協力を求めた。

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