【ズバリ!近況】大阪在住の「男闘呼組」前田耕陽が明かす舞台中心の現在の仕事とイクメンパパの素顔

1980年代後半から90年代前半、高い人気を誇ったジャニーズ事務所の4人組ロックバンド「男闘呼組」。男らしく硬派なイメージでファンの心をつかんだが、なかでも前田耕陽さん(52)は甘いマスクで女子の目を引いた。2006年に漫才コンビ「海原やすよ・ともこ」の海原ともこさん(49)と再婚し話題になったが、前田さんは今、どうしているのか。大阪市内で会った前田さんに聞いた。

イクメンぶりを笑顔で話す前田耕陽さん【写真:小林忠春】
イクメンぶりを笑顔で話す前田耕陽さん【写真:小林忠春】

大阪市内で家族4人暮らし「ほぼほぼコッチの人間です」

 1980年代後半から90年代前半、高い人気を誇ったジャニーズ事務所の4人組ロックバンド「男闘呼組」。男らしく硬派なイメージでファンの心をつかんだが、なかでも前田耕陽さん(52)は甘いマスクで女子の目を引いた。2006年に漫才コンビ「海原やすよ・ともこ」の海原ともこさん(49)と再婚し話題になったが、前田さんは今、どうしているのか。大阪市内で会った前田さんに聞いた。(取材・構成=中野裕子)

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 結婚して大阪で暮らすようになって、もう15年。その前から大阪でレギュラー番組があって週3日ほど大阪にいたので、今ではすっかり大阪に慣れて、ほぼほぼコッチの人間ですね。もともと大都会はあまり得意じゃなかったので、大阪は居心地がいい。大阪は都会だけどコンパクトで、繁華街のミナミから梅田までだって1時間あれば歩いて行けて便利なんですよ。食べ物もおいしいし。言葉は「変な大阪弁しゃべってるね」ってよく言われますけど(笑)。

 結婚した次の年に長女が生まれて、その後、長男が生まれて4人家族になりました。奥さんとはよく一緒に買い物をしたりして、仲良くしていますよ。普段は「今日はどうだった」なんて会話は特にしませんが、基本的に明るくて楽しい人だから、僕がふざけると乗ってきてくれて、家の中が明るくていい。彼女は晩ご飯の後、ハマッている韓国ドラマをリビングでずーっと見ているので、僕は自分の部屋にこもって仕事したり、1人でお酒を飲みながら映画を観たり、お互い好きにしています。

 子どもは中学2年生と小学校2年生になりました。イクメン? まあ、そうですね(笑)。奥さんも忙しいので、子どもらが幼かった頃は、僕も毎日おむつを換え、お風呂に入れていましたし、今も僕が家にいるときは僕が夕食に餃子やハンバーグを作ります。朝は6時起きで、子どもを家から最寄りの駅まで車で送るのが日課。会話を心がけ、あまり干渉はしない、友だちみたいな父親ですよ。上の子とはめちゃくちゃ仲良しなんですけど、下の子はなぜかあんまりなついてくれません。困ったときは頼ってくるので、父親として信頼はしてくれていると思いますけど。子どももゆくゆくは芸能人に? いやぁ、2人ともお菓子の食べ過ぎでポッチャリしているからなぁ(笑)。

芸能事務所の養成所で演技指導をしている

 子どもを学校に送り出した後は、近所を1時間ウオーキング。運動不足解消のためです。ダイエット? 歩くだけじゃ痩せないですね(笑)。デビューの頃と比べると20キロ近く増え、今は74キロあります。食べるのも好きだし酒も好きで、酒は毎晩ウイスキーをハイボールで5~6杯は飲むので。でも、年2回受けている健康診断では、メタボ以外は問題なし。一昨年に1度だけ、肝臓の数値が良くなかったことがあって、それで早歩きのウオーキングをしているんです。

 ウオーキングから帰ったら仕事。10年近く前から芸能事務所「エー・チーム」の養成所で芝居を教えています。「エー・チーム」所属の俳優さんとたまたま一緒に芝居をしたときに、養成所の社長さんに「どうですか」と声をかけていただいたのがきっかけです。大阪・ミナミで月15日、神奈川・川崎で月2日教えています。僕自身は現場で監督さんらに怒られ、恥をかきながら身につけてきたので、教えるのは難しいですね。試行錯誤しながら教えています。

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