上白石萌音、“苦手な早起き”朝ドラヒロインで変化「しゃきっと起きて、しっかり朝ご飯」

NHKの2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の3人のヒロインのうち、最初にヒロインを務める女優・上白石萌音がこのほど、オンライン取材会を行い、作品や役への思いを語った。昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く作品。3人でヒロインを紡ぎ、初代ヒロインの橘安子を上白石萌音、2代目ヒロインるいを深津絵里、3代目ヒロインひなたを川栄李奈が演じる。

ヒロインの橘安子を演じる上白石萌音【写真:(C)NHK】
ヒロインの橘安子を演じる上白石萌音【写真:(C)NHK】

2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」初代主役「朝を大事にしたい」

 NHKの2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の3人のヒロインのうち、最初にヒロインを務める女優・上白石萌音がこのほど、オンライン取材会を行い、作品や役への思いを語った。昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く作品。3人でヒロインを紡ぎ、初代ヒロインの橘安子を上白石萌音、2代目ヒロインるいを深津絵里、3代目ヒロインひなたを川栄李奈が演じる。

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 3月26日から撮影に参加した上白石は「参加したくてたまらなかった作品にようやくクランクインできて毎日現場に行くのがうれしくて仕方ない日々を過ごしています」とあいさつした。現場の制作チームは明るくてファミリー感のあるいい雰囲気という。「撮影が日々楽しいです。安子らしく自由に生きることができたらいい」と演技観を語った。

 安子は岡山県の和菓子店を舞台に、愛情たっぷりに育った純粋でかわいらしい女の子。上白石は14歳から演じているという。「和菓子が大好きな女の子で、和菓子屋さんのお話なので、現場には常に和菓子があって、私も運がよければおこぼれをいただけたりするので、それをごほうびにしながら頑張っています」と笑顔を見せた。上白石は「私、和菓子が大好きなんです。ケーキより和菓子が好き。あんこが大好きで。一番は決められないですが、今のところトップはおはぎです」と紹介した。

 初めての朝ドラ出演。「長い期間、1人の女の子の10年、20年の人生を生きられるのはなかなかない経験」と語ると「脚本家の藤本有紀先生のくださる言葉を丁寧にやっていって、振り返った時に、ああ、成長できたなと思えたらそれでいい。必死で頑張ります」と意気込みも示した。

 長期間撮影。体調管理も重要になってくる。心掛けていることについて上白石は「ストレスをためないこと。眠いとか、疲れたとか言っていこうかと思います」と冗談めかした。

 さらに、撮影を通しての“生活の変化”も明かした。「基本的な生活をちゃんとしてやりたい。朝ドラを撮るようになってから、朝をすごく大事にしたいなという思いがすごく強くなって」と切り出すと「私、元々、朝が弱くて、早起きが苦手なんです。朝ドラを届けるんだったら、私もいい朝をすごさなきゃという思いが芽生えました。朝、しゃきっと起きて、しっかり朝ご飯を食べて現場に行くというのを大事にしています」と紹介した。これまでは「起きて、わーっと家を出ることもありましたが、今はちゃんと食べています。変わりました。朝ごはん大事です」と笑った。

次のページへ (2/2) 【写真】朝型生活になったという上白石萌音の別の場面カット
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