「苦手な分野にも挑戦したい」 STU48矢野帆夏、大好きな歌から学んだ“人生の教訓”

AKB48グループの中で最も魅力的な歌い手を決める「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の第3回大会でファイナリストに勝ち残った8人と、審査員特別賞に選ばれたNMB48山崎亜美瑠による一夜限りの特別イベント「ファイナリストLIVE」が26日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた。STU48の矢野帆夏は第1回以来、2年ぶりに立った舞台で、自分の“歌への愛情”を再認識していた。

「STU48」矢野帆夏は2年ぶりのファイナリストLIVEでファンに歌の魅力を届けた
「STU48」矢野帆夏は2年ぶりのファイナリストLIVEでファンに歌の魅力を届けた

自身2回目のファイナリストLIVE、渾身の「My Revolution」を披露

 AKB48グループの中で最も魅力的な歌い手を決める「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の第3回大会でファイナリストに勝ち残った8人と、審査員特別賞に選ばれたNMB48山崎亜美瑠による一夜限りの特別イベント「ファイナリストLIVE」が26日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた。STU48の矢野帆夏は第1回以来、2年ぶりに立った舞台で、自分の“歌への愛情”を再認識していた。

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 矢野は「第1回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の7位入賞をきっかけに、所属するSTU48でも初の16人選抜入りを果たすなど活躍の場を広げてきた、企画の象徴的な存在の1人だ。2019年3月以来、2回目の出演となった今回のファイナリストLIVEでは、全員曲やAKB48グループの楽曲メドレーのほかに、ソロで「夜風の仕業」(柏木由紀)と「My Revolution」(渡辺美里)、ユニットパートでNGT48の三村妃乃とともに「再会」(LiSA×Uru)を披露した。

 とりわけ、20年12月に開催された「第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の決勝大会でも歌った「My Revolution」は、コンテストの緊張感があった当時とは異なる、のびのびと楽しさをかみしめるように歌う姿が印象的だった。第2回大会から審査員を務め、この日会場に駆けつけていたゴスペラーズの黒沢薫氏も、「今日の『My Revolution』は素晴らしかった。ちゃんと自分のものにしていた」と太鼓判を押す出来でファンを魅了した。

 アンコールでは、ファイナリストLIVEに出演した9人によるオリジナル曲「はじまりの唄」(6月30日発売)を初披露。その後にイベントの感想を1人ずつ語る際、矢野は思わず感極まり、声を震わせながら歌への熱い思いを口にした。

「(歌唱力No.1決定戦の)決勝大会に進んで、自分たちでチャンスを勝ち取って、この舞台に立てています。この企画を通して思うのは、歌が歌えば歌うほど好きだなって。こういうご時世ですけど、『歌はみんなを元気にする力がある』と私たちが今日証明できたんじゃないかなと思います。みなさんもいろんな苦しいこととか、上手くいかない状況があるかもしれませんが、歌を聞いて元気になってほしいし、それが私たちが歌う歌だったらもっとうれしいです」

次のページへ (2/3) 新曲「はじまりの唄」は「本番が一番気持ちよく歌えた」
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