中国の急成長ECサイトが「プラチナムプロ」とタッグ 新ファッションブランドを発表
中国で急成長しているソーシャルEコマースプラットフォーム「LoveStock CHINA」が日本に初上陸し、「LoveStock JAPAN(ラブストック ジャパン)」としてオリジナルファッションブランド「KOL(Key Opinion Leader)」を発売することが17日、都内で発表された。
「プラチナムプロダクション」が全面協力「KOL」 4月15日デビュー
中国で急成長しているソーシャルEコマースプラットフォーム「LoveStock CHINA」が日本に初上陸し、「LoveStock JAPAN(ラブストック ジャパン)」としてオリジナルファッションブランド「KOL(Key Opinion Leader)」を発売することが17日、都内で発表された。
同ブランドの立ち上げには総合エンタメ企業「プラチナムプロダクション」が全面協力。同プロが推す次世代モデルやタレント12人がディレクターを務める新システムを導入した。
会見に出席した女優でタレントの古賀あかねは「洋服を大切にしようと思いながらプロデュースしました。着やすいことを意識して作ったのでたくさんの人の手元に届けばいいなと思います」、同じく都丸紗也華も「気疲れしない洋服を作りました。ルームウエアとしても着てほしい」とそれぞれの“自信作”をアピールした。
生産はライフスタイル商社の豊島(東京・神田岩本町)がバックアップ。販売価格はリーズナブルに抑えつつもデザイン性や機能性を重視した。さらに、「サスティナブルを考慮したオーガニックコットン“ORGABITS”へのプロジェクト参加やトレーサブルオーガニックコットンを使用するなど素材にもこだわったブランドができました。KOLの紙の下げ札はFSC認証を受けた製品を使用し、タグネームはペットボトルをリサイクルして糸にしたもので作っています」(LoveStock JAPAN)という。
「KOL」第1弾の価格帯は2000円台~9000円で4月15日から展開。17日からオンラインショップで先行予約がスタートした。
「LoveStock」は、SNS機能を合わせ持ったECプラットフォームにライブコマースを搭載し2017年9月にサービスを開始。創業者が「中国には膨大なアパレル在庫がある。あふれる在庫を効率よく販売したい」と考え、スマホ1つで店舗運営できるアプリケーションを開発した。
その後、投資家の支援を受けて開発を進め、3年で売上高約3000億円を達成するなど急成長を遂げた。取り扱う商品は、衣類、バッグ、靴、コスメ、家具、デジタル商品、食品など11ジャンル約1万ブランドで、ソーシャルバイヤーは220万人を突破。生産、流通、販売、サービス、広告方法などこれまでの販売スタイルを変える画期的なビジネスモデルとして注目されている。
※「KOL」のディレクターを務める12人(50音順)
神部美咲、茜子、林みなほ、日向カリーナ、松川菜々花、大石絵理、古賀あかね、蘭、都丸紗也華、鈴木ゆうか、奥仲麻琴、世良マリカ