【愛車拝見】団長安田こわだりの愛車はフランス車で世界に40台 マニュアル運転ならではの快感も

著名人の愛車を拝見し、車の乗り方、楽しみ方を聞くシリーズ企画「愛車拝見」。第2回は、お笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田さん(46)。トップランクのロードレースに出場し、“自転車芸人”としておなじみの団長さんだが、自動車にも並々ならぬこだわりがあった。“世界に40台”という希少なフランス車に乗る団長さんのカーライフについて話を聞いた。

世界に40台しかない車に乗る団長安田さん【写真:荒川祐史】
世界に40台しかない車に乗る団長安田さん【写真:荒川祐史】

「限定」という言葉にひかれて購入 森脇健児も「ちょうどええわ!」

 著名人の愛車を拝見し、車の乗り方、楽しみ方を聞くシリーズ企画「愛車拝見」。第2回は、お笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田さん(46)。トップランクのロードレースに出場し、“自転車芸人”としておなじみの団長さんだが、自動車にも並々ならぬこだわりがあった。“世界に40台”という希少なフランス車に乗る団長さんのカーライフについて話を聞いた。(イシイヒデキ)

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)

 車に興味を持ち始めたのは、小学生の頃ですね。ずっと、早く乗りたい! と思っていました。今の子たちは、そうじゃないみたいですけど、僕らの時代は、みんな早く乗りたがっていましたよね。18歳で免許を取って、初めて買った車は、トヨタのチェイサーで、その後は、ハイラックス、ボルボ、ミニのクラブマンなどに乗り換えて、ルノーのカングーに。初めてほしい車を買ったのは、クリームイエローのボルボでしたね。2004年頃、「松紳」(日本テレビ)、「うたばん」(TBS)に出させていただいて、そこから芸人としての評価も給料も上がって、買うことができたんです。

 今、乗っているのは、グリメタンというカラーのカングー「プラティーク」で、2018年から乗っています。新車で250~300万くらいでしたかね。160台限定で生産されて、その中の40台がマニュアル車。世界に40台しかない車なんです。ルノー・ジャポン限定なんですが、「世界に」と言っておきましょう(笑)。限定という言葉はそそりますよね。今の車の前も、カングー(カラーはベージュカマルグ)だったんですが、それも限定車でマニュアルでした。カングーにするならマニュアルやろ! と思ってます。

 去年、フランス車のシトロエン「ベルランゴ」が出て、乗り換えを考えたんですが、ベルランゴはマニュアルがなくて、やっぱりカングーでいいやとなりました。フランス車が好きというか、カングーのような形が好きなんですよね。シトロエンはカングーとよく似た形なので。大きさもこれくらいがちょうどいいんです。森脇(健児)さんにも、「いやみがないし、めずらしいし、おまえくらいのタレントにちょうどええわ!」と言われましたね(笑)。

マニュアルはマニュアルで進化している

 以前はオートマ車で、カングーにしてからはマニュアル車です。イライラしたらイライラの運転になり、ボーっとしていたらボーっとした運転になる、自分がどんな状況か分かりやすい。眠たくなったら運転できませんし、自分に余裕を持たせない、自分を制限できますよね。基本的にはどんくさいので、マニュアルが向いていると思ってます。

 マニュアルならではの気持ちよさもありますよね。僕は2速から3速にシフトアップする瞬間が1番好きなんです。エンストしたときって昔は、鍵を1度ひねらないといけなかったじゃないですか。でも今のマニュアルは、ニュートラルに戻せば、エンジンがかかりなおしてくれる。これは、楽ですね。アイドリングストップも付いているので、信号待ちでニュートラルに入れたら、エンジンが止まって低燃費。マニュアルはマニュアルで進化しているんですよ。

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