フジ永島優美アナ、BTS「Dynamite」ダンス動画 異例の速度で400万超え「ビックリ」

フジテレビ系「めざましテレビ」の公式YouTube「めざましテレビチャンネル」で同局の永島優美アナウンサーが披露しているBTS「Dynamite」のカバーダンス動画の再生回数が16日、公開19日で400万回を突破した。

永島優美アナのBTS「Dynamite」カバーダンス動画のメーキング場面【写真:(C)フジテレビ】
永島優美アナのBTS「Dynamite」カバーダンス動画のメーキング場面【写真:(C)フジテレビ】

テレビ局のYouTube活用が積極化 アナウンサーがダンスや歌で大活躍

 フジテレビ系「めざましテレビ」の公式YouTube「めざましテレビチャンネル」で同局の永島優美アナウンサーが披露しているBTS「Dynamite」のカバーダンスが17日未明、公開20日で400万回を突破した。
 
 永島アナは昨年12月29日にYouTube上に「BTSのDynamite 踊ってみた【永島優美の元気が出るダンス】/dance cover」と題した動画を公開。公開6日で150万回を超え、異例のハイスピードで400万回を達成した。

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 撮影は東京・台場の同局周辺で行われており、永島アナは同局やレインボーブリッジ、パレットタウン大観覧車をバックに「Dynamite」のカバーダンスを全力で披露した。晴れ渡る真っ青な空や円の動きが重なる構図が秀逸で、見ていて爽快な気持ちになる。

 同番組の高橋龍平チーフプロデューサー(以下CP)は本サイトの取材に「ここまで再生回数が増えるとは予想していなかったのでビックリです。永島アナ本人もビックリしています」と明かす。高橋CPによると、スタッフがロケハンを行って撮影地を決定。永島アナは「めざまし」の放送終了後の午前中に、カメラマンやディレクターと相談しながら約2時間かけて動画を撮影した。

 テレビ局ならではの大型の撮影機材が使われたのかと思いきや、撮影は何と「iPhone」だという。「費用もあまり多くはかけられないので、カメラマンが長さ1メートルほどの竿にiPhone12Proを装着し、レフ板で光を工夫しながら撮影しました。永島アナは大学生時代、チアリーディングやダンスをやっていたので上手ですし、嫌味や打算がない彼女のキャラクターがうまく表現されていると思います」(高橋CP)。紫色のセーターを着ているのも、BTSとARMYと呼ばれるファンの合言葉「ムラサキするよ!」に合わせたそうで、「カラーを大事にしたい」という永島アナの意向をくんだ。同動画のデータ分析では視聴者の98%ほどが国内だが、韓国、アメリカ、タイ、インドネシア、豪州など海外50か国以上のファンが視聴しており、グローバルな関心が広がっているという。

 高橋CPは「好意的な反応が多くて良かったです。アナウンサーは情報を正確に丁寧に伝えることが大切な使命ですが、そんなアナウンサーの個性や魅力、良さを見つけて視聴者の皆様に知っていただくのも私たちの仕事。テレビ局がテレビ番組だけ作っていればいいという時代ではないので、今後もさまざまなネットの企画にチャレンジしていきたい」と話している。

 テレビ局は最近、YouTubeの活用に積極的になっており、アナウンサーが出演するYouTube動画が多数公開されている。主なものでは、テレビ東京の田中瞳アナと中垣正太郎アナが歌うKing Gnuの「白日」が昨年4月の公開以来、現時点で再生回数478万回を突破。同局の森香澄アナが歌う欅坂46の「サイレントマジョリティー」が2019年10月の公開以来、同271万回を超えている。

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